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⭕ 私の考える脳の可塑性−1
(ビューティローラー使用による経験から)
ここで、私の考える脳の可塑性について
脳梗塞発症で脳神経がダメージを受けても、ペナンブラ領域(辛うじて生き残っている領域)があります。
ペナンブラ領域に出来た新しい脳神経回路でのクロス支配(=交差支配=左脳→右半身・右脳→左半身)で、脳とは反対側の身体の半身を動かすことになります。
動かせば動かす程、使えば使う程、動作の反復運動すればする程、脳の新しい神経回路(脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)は育ち太くなって行きます。これは重要なリハビリ治療です。
反復訓練は動きをイメージ出来ない高度の脳梗塞経験者には有効であると思います。
しかしながら、筋肉を柔らかくしてから反復訓練をする事が望ましい事に変わりはありません。
理由は、脳梗塞発症後は
末端の線維化・短縮化(=痙縮)と
筋肉を柔らかくする事
との競争であり戦いだからです。何もしなければ、末端の線維化,短縮化が進行して身体が思うように動かす事が出来なくなるでしょう。
私の考えでは、
◎先ずは、筋肉を解し柔らかくして、末端が動ける環境を作ることが先決で重要です。
柔らかくなった筋肉で動作訓練をする事が効果的なリハビリになると確信しています。
硬い状態で動作訓練をすると代償性の動作や動作の悪癖がつく可能性がありますし、更に筋肉が硬く短縮化して痙縮の悪化となる可能性もあります。
私は、筋肉を柔らかくしてからの動作の反復運動という末端を動かす運動環境で脳神経の新しい回路を育て太くする事(=脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)が、完全回復への道を開いて行くと考えています。
ビューティローラーの繰り返しの刺激により、感覚が蘇り、そして麻痺した部分の刺激の意味付けである知覚が蘇ります。
感覚とは、私たちの身体の内外から受け取ることができる刺激のことを言い、 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5感が主な感覚です。
各種多数の物理的な刺激・情報=感覚で、刺激を自覚(認識・解釈)する事が知覚になります。
知覚が蘇ることに関しては
人間の細胞は、一つ一つが電気を帯びており、通常、細胞内が「−」で、細胞外が「+」の電位で安定を保っています(=分極)。
そこに何らかの刺激が加わると、細胞外が「−」、細胞内が「+」に変化します。
参考文献→OMRON・痛みwith
私の考えでは、
この電位の変化が、ビューティローラーの繰り返しの刺激で起こり、初めは感覚として脳に伝わり、その後、感覚から知覚と変化
して行くと考えています。
参考図→感覚と知覚の違い−ゴロー@解剖生理
備考→知覚と認識の違い→知覚された対象刺激を,既に経験したり学習したりして記憶されたパターンと照合して刺激の持つ概念を理解することが認識である。

