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⭕私の考える脳の可塑性−13
(ビューティローラー使用による経験から)
続きです。
ここで、もう一度
脳梗塞発症後の脳内地図再生について考察してみます。
参考図→ペンフォールズマップ-All About・阿部 和穂・脳科学・医薬 薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
脳には身体部位に応じて身体感覚を知覚する機能が局在(脳内地図)していて、通常は存在しています。
備考→記憶について→哺乳類の海馬には、いわば自分自身の位置を知るGPSのように、ある特定の場所を通るときにだけ活動する「場所細胞」が存在します。そして、「いつ、どこで、何が起こったか」といった出来事の記憶を海馬に貯蔵するためには、場所の情報だけではなく、そこにどんな特徴が存在したかなどの場所以外の情報を、多数の場所細胞によって構成される「認知地図」上に記録する必要があります。
以前から、動物が新しい環境を探索すると、新しい場所細胞が海馬で直ちに形成されることが知られていました。
参照文献→理化学研究所
京都大学・脳内地図を細胞レベルで観察
参考図→ホムンクルス脳内地図(英語でこびと・脳内の小人)・ひまわり会札幌病院→身体各部位の大きさを、逆に脳地図での大きさに置き換えた地図


参考図→ペンフォールズマップ・MY sense-JUGEM
私は、ビューティローラーによる繰り返しの刺激の触覚(感覚)が1次感覚野(体性感覚野)に脳内地図を再構築して、知覚が蘇り、麻痺部分が回復されて、更に、ペナンブラ領域に新しい回路が作成されて、脳の1次運動野(体性運動野)と繋がり、新しい指令が末端へと発信されて行くと考えています。
参考図→Rehabilitation Plus
感覚・知覚の情報は、まず脊髄に入り、その後、視床に入力され、大脳皮質に情報が送られます。ビューティローラーによる繰り返しの脳への知覚の情報の入力によって、ペナンブラ領域に新しい回路が再生(脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)されて行くと考えられます。

参照図→神経細胞(ニューロン)がシナプス結合してネットワーク形成する図-神経細胞−ネットワーク−Akira magazin 神経細胞のおはなし
その際、脳のクロス(交差)支配ではない10%のストレート支配と脳梗塞の反対側の脳の肩代わりも関与しているかも知れません。
そして、脳梗塞経験者は、運動神経の脳までの経路(椎体路・椎体外路)は存在していますから、
ペナンブラ領域の新しい回路(脳神経細胞のシナプス結合によるネットワーク形成)から指令が出るようになって、その指令が運動神経の経路(皮質脊髄路=錐体路)を伝わり筋肉(骨格筋)が動いて行くと考えています。




