⭕痙縮とビューティローラー-2(私の考える脳の可塑性−19)
ビューティローラー振動周波数と痙縮について(2024年08/06追加)

痙縮には、陽性兆候と陰性兆候があります。
① 陽性兆候→高位の機能で制御 され ていた下位の機能が解放されたために出現する状態・症 状→
筋緊張の増加、腱反射の亢進、伸張反射の他筋への波及、クローヌス、異常姿勢、病的共同反射、病的同時収縮、屈曲反射の亢進
② 陰性兆候→正常に存在する機能が失われた状態・ 症状→
麻痺、筋力低下、巧緻性の低下

参考図→痙縮のメカニズム・ぱられるゴリラ
ビューティローラーの使用により
麻痺側の腰・お尻・太もも前部に傷付くことがありますし、実際ありました。
ベルトやサポーター(皮膚保護とビューティローラーで生じた摩擦熱の保持による温泉効果)で皮膚を保護しても、傷が出来てしまいます。
【ビューティローラー使用後は過剰な炎症反応を鎮めるためにアイシング推奨します。】
もしかしたら、ガンの放射線治療での抜け毛と同じように、ビューティローラー使用での傷は必要不可欠なのかも知れません。(ビューティローラーで筋肉が疲労し傷つくと筋肉が新生するという意味で必要)
傷は付くものの(痙縮の悪化があるかも?)、筋肉は解され柔らかくなって動き動き易くなって行きます。
私が考える結論から言うと
傷という欠点よりも、脳梗塞後遺症の運動障害からの回復という利点が遥かにあるということです。
一時的に痙縮を悪化させ皮膚や筋肉の緊張が増すことがあるかも知れません。
そのことで、傷付くことがあるし、実際にありました。
しかし、ビューティローラーの深部まで届く繰り返し強制的・受動的な刺激は痙縮の悪化(=伸長反射の更新)を上回る威力で、筋肉が動かされてしまいます。
つまり、脳からの指令が出なくなり発症直後は弛緩性麻痺、その後脊髄からの筋肉の反射(=伸長反射)が亢進され(痙縮・陽性兆候と陰性兆候)ますが、
反射どころではないビューティローラーの威力で筋肉が動かされてしまい、
反射が打ち負かされて反射による影響が無視出来るレベルになってしまうようですし、そう考えています。
例えると、小波(反射の影響)が、後から来る津波(ビューティローラーの影響)にかき消されるようです。
また、脳に新しい回路が出来て指令を出し、随意運動が起こるようになると、次第に痙縮は減少(伸張反射の正常化)して行ようです。
ここまでは、私の私見です。
追加→2024年08/06
●スポーツジムの大型ビューティローラー回転数→毎分90回転 (メーカー確認・一定)= 90 rpm (回転毎分)
ビューティローラーは回転1周の間に滑らかな16個の凹凸で振動させますから、90 rpm÷60s=1.5Hz
1.5Hz×16=90㌹
●振動周波数と痙縮の関係→
① 100Hz㌹以上→痙縮が促進効果=痙縮が進み悪化する
② 90Hz㌹以下→痙縮が抑制効果=痙縮が抑制されて痙縮が改善する
ビューティローラー→90Hz㌹以下ですので、脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症の痙縮の抑制効果=痙縮が抑制されて痙縮が改善するということになると思います。
追加→実際は体の一部分をあててますから、重みと抵抗で回転数は減っています。