祭り (NO11)  | 描きたい放題 !

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転校生がやって来た  (NO1)  最初に戻るよ


早く着過ぎちゃった (NO10)   一つ前に戻るよ






  8月15日 



   会場 近くの神社で 銀八は 真純が 来るのを 待っていた



「 先生  遅くなって ごめんなさい」



(//・_・//)



「先生?」



「浴衣 すごく 似合ってるな」


「本当ですか!  良かった!!」



「じゃ、 行くか」


「はい」



会場は 人出が多かった



「先生・・・  どこ」


「真純 こっちだ」


銀八は 真純の手を 握った


「はぐれないために  つないでいても いいよな」


照れくさそうな銀八



「はい」   (//・_・//)


二人 手をつなぎ ながら  歩いていると



前の方から 神楽達が 歩いてきた


神楽達は、 銀八達に 気がついたが



銀八達は 神楽達に気づいてはいない



神楽は、


「お~い  先」



      むぐぐぅ


沖田に 口をふさがれてしまった



「チャイナ 今 声かけるんじゃねーでィ」


神楽  沖田の手を 振り払う


「何で アル !」



「ここで  声かけたら  ガキだぞ」


土方は言った



「 子供  (ガキ)・・・」


「チャイナは まだ ガキだもんなァ」


沖田が からかう


「違うアル   私 ガキじゃ ないね  だから 黙ってるアル」


(気にしてるところが やっぱり  ガキだ

                        でィ)


土方と沖田は 思った




銀八と真純は


土方 沖田の おかげで  気づかないまま  通りすぎて行った




銀八は、 屋台を見て 立ち止まった


「俺 あれ 食べたい」


銀八が 指差したのは   飴屋だった



「じゃ、 食べながら  歩きますか」


「あぁ」



二人は 飴屋 に 行くと


「俺 イチゴ飴  1つ 」


「私 りんご飴 1つ 下さい」


  二人は、 飴を なめながら  歩いていき


花火の 見えそうな 場所を確保した



そこに 座ると


真純は、  りんご飴を 持て余していた


「全部 食べれないのに  大きいの買うからだぞ」


「だって りんご好きなんですもん」


「仕方ねぇ・・・  どら かせ」


銀八は 真純から りんご飴を 奪った


「先生!!」



銀八は そのりんご飴を 食べだした



(ちょっと それ 私の 食べかけ!)



銀八は 食べ終わると  真純の口元を見た


「? 先生  何か」


「真純 口元に 赤いのついてる」


「え  本当ですか! って・・・ 先生も 口の周り  赤いですよ」


       クスクス



 銀八は 手を 伸ばすと  真純の口元についていた


赤い飴を  指で拭い取った



そして その指を舐めた



(先生  恥ずかしい・・・)  (///∇//)



「真純  俺の口の周りも 赤いんだろう   だったら 取ってくれよ 俺みたいに」



(///∇//)  「無理です・・・」



   そういうと  真純は  ハンカチを 取り出し


銀八の 口周りを 拭いてあげた



「サンキュー」





ヒュ~      ドン    花火





「あ、 花火 上がり出しましたね」



「うわ~  綺麗  」



  銀八は  花火を見ながらも 時々  真純の方を 見ていた



(思いきって  誘って良かった )




  花火を 見終わると  色んな 出店を 見てまわり


また 神社の方へ戻って来た



「今日は お前のおかげで 楽しかった 」



「私も 楽しかったです  銀八先生」



「そろそろ  お別れだな・・・」


と 言いながらも 銀八は中々 手を離そうとはしない


「先生・・・」


「今度 逢えるの 9月だな・・・」



寂しそうな 銀八


「・・・9月なんて  すぐ 来ますよ」



「・・・ そうだな」



「・・・・ じゃ、 帰りますね」



「  あぁ  気をつけて 帰れよ」



「はい」



      二人は  帰っていった




修学旅行 (NO12) に続く