転校生がやって来た   (NO1) | 描きたい放題 !

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  ピグ日記 日常日記 有り


注意!


この小説は、原作の銀魂    3年Z組  銀八先生 とは


何の関わりもありません



私が 勝手に、 3年Z組をネタに 書かせてもらっている 小説です


あと、Z組は  ずぃ~ぐみと 読んでくださいね!





では、 始めます (=⌒▽⌒=)





5月 下旬



さわやかな朝だが  一際うるさい教室がある



それは、銀魂高校  3年Z組のクラスである


もう、予鈴もなったのに 席についているのは数人である


「お願いです  お妙さん! 何でも言うこと聞きますから

宿題 俺に見せてくださいよ」


土下座して 頼んでいる ゴリラ

いや、近藤がいた


「絶対 嫌! 死んでも あんたなんかには 見せない」


冷たく 言い放つ お妙


「宿題は、自分でやるものだぞ! 近藤くん」


そう言って やって来た男は 学級委員の桂だった


「今から やってたって 間に合わないよあせる


半べその近藤



一方  窓際の 一番後ろの席で  黙々とノートに 何か書いている男がいた


「ここは、こうでィ」


ニヤケながら 何か一生懸命 書いている


「沖田 お前  何やっているんだ・・・?」

覗き込む 土方


「おい・・・ それ・・・  誰のノートだ・・・」


不安が 土方の胸によぎった


「誰って・・・ もちろん 俺のじゃねぇーでさァ」


しれっとした顔で答える


土方は、思わず 沖田から ノートを取り上げ 表紙を見た



名前の欄には  こう書いてあった




3年Z組    土方 十四郎




むかっむかっ  これ・・・  俺のノートじゃねぇーかァァァ むかっ



ノートには


昨夜 土方が 一生懸命 やってきた 数学の宿題が書いてあった



しかし、たった今 そこに でたらめな 答えを書かれてしまったのである


「いやねィ   答え 間違っていやしたので 直してあげたんでさァ」


「・・・・ どう見ても  この答えの方が 間違っていると思うぞ むかっ



キレた 土方は  沖田 めがけて 蹴りをかました



「痛てぇーなァ  このヤロー むかっ


喧嘩が 始まる



だが、 誰も 止めようとはしない


いつものことなので、クラスメートは 見向きもしなかった





そのとき



                ガラッ



担任の 銀八が 教室へ入ってきた


「お前ら まだ席についてねぇーのか  ホラ 早く 席につけ!」


面倒くさそうな顔で みんなに注意する銀八



「今日は なぁ  転校生 紹介すっぞ」


「!!!」


教室中が ざわつく


「転校生  男ですか  女ですか?」


「女だ」


「かわいいっすか!」


「どんな子だろうねぇ」


男子も女子も  早く会いたくて ウズウズしていた


「先生 早く紹介するアル!」


待ちきれないのか 神楽は 席から身を乗り出す


「わかったから・・・



    おい  入って来い」



そう 銀八に呼ばれると  一人の 少女が 教室に入ってきた



         自己紹介  NO2に 続く