彼の名は  (NO6) | 描きたい放題 !

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6月



最近 雨ばかり 降っていたが


今日 久しぶりに 晴れの天気だった




お昼休み



真純は 一人 屋上に来ていた



なんとなく、 一人で 静かに 過ごしたかったからである



壁にもたれ掛かると


昼食を 食べて すぐだったせいか、 


いつの間にか 眠りについていた



そこへ 誰かが やって来た



「・・・ 何だ  この女  ・・・


  人の縄張りに むかっ 」



「・・・・まぁ、 いいか  教室に 戻りたくはねーし


 こいつの 横にでも 寝るか」




男は 真純の 横に 座ると そのまま 眠ってしまった




どれくらい 時間が 過ぎたので あろう



真純が 目を 覚ますと  辺りは 静かだった



そして 何だか 暖かかった



起き上がろうとした時  自分が 誰かに 寄りかかっている事に 気づく



横を向くと、 近くに 男の顔があった



(///∇//)


真純は 驚き 固まってしまった



すると  男も 目を覚ました


お互い 見つめ合うような 格好でいる二人



男は 何を 思ったのか


真純に 顔を近づけてくる




(!!!   kiss  される  !!! )



真純は  思わず




「 イヤ! 」



と叫んでいた



「ク ク ク  本気で kiss されると 思ったのかよ 」


男は 笑い出して  しまった



「なっ むかっ 」


「何なんですか  アナタは むかっ



「お前が 俺の縄張りに 勝手に 入ってくるからだ  罰だよ  ク ク ク  」



「罰!? 縄張り?  一体 何のことですか むかっ  」



「わかんねー 奴だな  そこは 俺の指定席みたいなもんなんだよ」



「誰が そんな事 決めたんですか むかっ 」


真純は くってかかる



「・・・・お前 俺に 喧嘩売ってんのか!」


鋭い目つきで 睨まれる



しかし、 真純は ひるまなかった



「・・・ お前  見ねー 顔 (ツラ) だよな  名前は」



頭にきていた  真純は 


「人に 名前 聞くときは、 自分から 名乗るべきです」



「勝気な 女だな・・・・」


男は 少し 呆れていた



そこへ 誰かの 呼び声が 聞こえてきた



「おーい 晋助 いるでござるか」


万斉が 屋上へ やって来た



「あっ 河上くん・・・」


「あれっ  お主は  立花さん  」


「何だ お前ら 知り合いかよ 」


「どうして 河上くんが ここに!?」



「あぁ 拙者  晋助を 呼びに来たでござるよ」


「晋助・・・」



(そうか この人 晋助って言うのね)



「そうだ! 早く 晋助 来るでござる


立花さん 話中 悪いが 晋助 連れて行くでござるな」


「あ、はい どうぞ」



万斉は 高杉を 連れて行ってしまった



「おい 万斉 あの女  立花とか呼んでたな  名前は 何て言うんだ」


「立花さんのことで ござるか  立花真純さんと言うでござるが・・・」


「立花 真純か・・・」


「晋助が 女子の名前 気にするなんて  めずらしいでござるな・・・」


「いや・・・ ちょっとな  ク ク ク 」


高杉は 意味深な笑いをうかべていた




    先生と一緒に  (NO7) に続く