嫌われてる?  (NO3) | 描きたい放題 !

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 転校生がやって来たに戻るよ (NO1) 最初です


自己紹介  (NO2)に戻るよ   ひとつ 前の話です




  「じゃ、   立花の席は、 土方の隣りな


     土方っていうのは  あの瞳孔開きっぱなしの男だ」




  真純は、土方の隣りの席に 座った



「これから よろしくお願いします」


真純は  頭を下げた



「あぁ」


土方は  一言だけ 発して  黙ってしまった



1時間目


         国語



   真純 は、 まだ教科書が  全部 揃ってなかった



「あの・・・  すみません   教科書 見せてもらっても いいですか」


土方に 話しかけるが   返事がない



「あの・・・」



困っていると


     銀八が      真純に 気がついた



ツカツカと  銀八が  こちらに 歩いてくる


来た途端   思いっきり  教科書で  土方を はたいた



「いってぇーむかっ


「何 すんだよ! 銀八先生」


「何 すんだよ!  じゃねぇー   お前 耳持ってねぇーのか


          このヤロォォォ」



「はぁ?」



「さっきから     立花  が 話しかけてんだろうがむかっ


「え?」


話しかけられた事も 気づいていなかった



「お前  国語の時間に 何やってんの」


ジロリと銀八は 土方を 睨んだ


「いや・・・  これは・・・」



どうやら  土方は  次の時間の 数学の宿題を やっていたらしい



「宿題 忘れですか・・・」


  呆れる銀八


「違っ! これは、総悟のせいで むかっ


「人のせいにしては  ダメだぞ  土方君  先生は悲しい・・・」



「ちょっ  人の話を 聞け!」


銀八は、 土方の話を ちゃんと 聞かず  また授業に 戻っていた




土方は   真純  の顔を見た


「悪りぃ・・・  つい 宿題に 気をとられていて 聞こえてなかった


  で、  何だ?」



「あ・あの 教科書 見せてもらってもいいですか?」


「あぁ、 そうか  まだ 持ってなかったんだなぁ」



土方は     真純   の席と 自分の席を くっつけた




(私、 嫌われているのかと 思ったけど・・・ そうでも なかったみたい


土方くんって、 見た感じだと よく わかんないな)



嫌われているわけでは なかったので 一安心した    真純  だった




     真純   の転校初日は  このように  過ぎていった


  とばっちり  巻き添え  (NO4)に続く