部屋に戻るとき、 は 近藤に呼び止められた
「何ですか? 局長」
「ちゃん 一生のお願いが あるんだ」
「えっ? 何ですか?」
ゴニョ ゴニョ ・・・
近藤は、 何か 一生懸命 頼んでいた
顔が 赤くなる
「分かりました 誘ってはみますが 上手く行くか分かりませんよ」
「ありがとう ちゃん 俺も ちゃんと 連れてくるから!!」
うつむいてしまった
「ちゃん 顔 真っ赤 だよ」
「局長 からかわないで下さい」
「じゃ、 あとでな・・・」
「はい・・・」
は、 お妙と神楽の所へ向かった
近藤は、 部屋へ 帰ると 土方と沖田に こう言った
「トシ 総悟 ここ露天風呂が あるんだとよ
せっかくだから、一緒に行かないか」
「へぇー 露天風呂が あるんですかィ」
「景色もいいらしいぞ」
「そうだな・・・ 何か疲れたし 風呂でゆっくりするか」
男3人は、 露天風呂へと 向かって行った
一方 は・・・
「お妙さん 神楽ちゃん お風呂 一緒に行きませんか?」
「そうね 汚れちゃったし 夕飯の前に入ってこようかしら」
「景色のいい 露天風呂があるらしいですよ」
「楽しみアルな」
こちらも 上手く 誘えたようである
露天風呂
「おぉ~ 広いなぁ!」
「景色も 本当 いいな」
紅葉した山々が とても きれいに見えた
3人は 温泉に つかりくつろいだ
しかし、 近藤だけは 落ち着かなかった
(ちゃん 上手く やってくれたかなぁ・・・)
その時 扉が 開いた
「ちゃん 早く来るアルよ」
神楽が 入ってきた
そして その後から お妙と も 入って来た
が、 しかし 神楽とお妙は 固まってしまった
「何でェ テメーが ここに 入ってきてんだ」
沖田は 神楽に 問いかけた
「それは、 こっちの 台詞アル」
「ジロジロ 見るなアル このスケベが」
「誰が お前みたいな ツルぺタ 見るかィ」
「何 」
風呂場でも 喧嘩する 二人
「お妙さんと ご一緒 出来るなんて 僕は 夢のようです」
「何で テメェーが いるんだ このゴリラが・・・」
「疲れを 取りにきたのに よけい 疲れるじゃねぇーか」
こっちも あいかわらず もめていた
ギャー ギャー
うるさい声が こだましていた
(続)