
ひさびさに山田詠美さんの本。
使う言葉によって甘酸っぱく感じたり、エロティックに感じたり、高貴な感じがしたり
小説で用いられる言葉をかみしめると、言葉がもつ威力とこころを動かす力に感動します。
コピーライティング、という視点でいくと、その言葉から発する香りが全くないものもあれば、
香りや温度まで感じるものがあります。
買いたくなるのは感じる方。
先日香水を買いたいと専門コーナーにいったのですが、担当の女性の口から紡ぎだされる言葉が
事実を事実と伝えていて、ネットショップでのコピーのようでした。
機能を期待し、同じものが他のお店で売っているならそこで買ってしまいます。
ショッピングのやりとりは、人と人の言葉のキャッチボールのなかでそのときの気持ちをふくらませる
妄想ができるとき。
小説の言葉は、文学を語るときにしか使えない言葉ではなく、普段のコピーに使える言葉です。