こんにちはおねがい今日はお墓参りに行って、ちょうどさきほど帰ってきましたニコニコキラキラ

私の先祖のお墓がある地域は今日とても暑く、無風で、じりじりとした暑さで体が焼けるように熱くなりましたびっくりそれでも天気が良かったので、落ち着いて、また静かにご先祖様にいつも守っていただいている日頃の感謝とご冥福をお祈りすることができましたキラキラ

私達がこの時代に、こうして生きていけるのも、みなご先祖様達や色々な人達が守ってくださっているから、という気づきを改めて感じられる行事の一つがお墓参りではないかと思いますおねがい

 

それでは今回も前回の続きで、「静御前」について語りたいと思います。

 

愛する義経と泣く泣く吉野山でお別れした静御前でしたが、今後の生活に不自由しないようにと義経から贈られていた、金銀財宝もすべて僧兵達に捕らわれる前に義経が信頼して託した下男たちにすべて奪われてしまい、彼女は吉野山で放置されてしまいました・・・えーんびっくりマーク(むごい・・・ショボーン)しかもその後、全国のお尋ねものであった義経とその一行のものたちを捕らえたら、頼朝から自分たちにたんまり褒美が下されると考えた吉野の僧兵達に見つかってしまい、捕らえられ、静御前は頼朝のいる鎌倉へ送られることになってしまったのですえーん

 

鎌倉に着いた後、静御前は、義経の行方を白状すうように何ヶ月も厳しい詮議を受けましたえーん

けれど決して彼女は義経の行き先を白状することはありませんでした。愛する義経を守るため、どんな厳しい詮議にも耐え続けたのです・・・えーん(あまりにもけなげすぎるっアセアセ!!

 

しかも、その厳しい詮議と数ヶ月に及ぶ拘留の中、彼女は義経の子供を妊娠していることが判明しましたびっくり

 

静御前は「なんとしても義経様と私との間の子は守りたいびっくりマーク」と強く願ったことでしょう。

頼朝や鎌倉幕府の御家人達は協議のすえ、「生まれてくる子が女の子であれば静御前に返してやるが、男の子であれば殺す」と命じました。

 

しかも、中々義経の居場所を白状しない静御前にしびれを切らした頼朝は無情にも、身重の体である静御前を鶴岡八幡宮に呼び出し、大衆の前で白拍子として踊るよう強いて、酷い仕打ちをしたのですアセアセアセアセ(頼朝って冷酷な男・・・ガーン

 

静御前は愛する義経、そしておなかの子のために覚悟を決めて、大衆の前で、頼朝に臆することなく、吉野山で義経と静御前が泣く泣く別れざるを得なかった情景と義経への愛情を堂々と歌い上げ、踊り続けましたおねがい

 

都一と歌われた美しい白拍子の静御前の命がけの歌と踊りは大衆ばかりではなく、頼朝の妻の北条政子や鎌倉の御家人達の心まで強く打ち、秘かに感動する人達も多くいましたタラー

 

しかし頼朝は、「罪人である義経を慕う歌や踊りを自分や神仏の前でするのはもってぬほか!!」と激怒しますムキー

 

静御前はここでお手討ちになるかも・・・と覚悟していましたが、それを止めたのは、頼朝の妻、政子でした。

 

政子は、「自分もあなたと親の反対を押し切ってかけおちして結ばれた。あなたの負け戦で生死もわかならい状況のときの私の心境と今の静御前の気持ちは全く同じです。彼女が長年の義経への愛情を忘れてしまったならまだしも、義経を想って舞ったこの踊りが、まさに幽玄と呼べるものでしょう」

と必死にとりなし、頼朝は次第に怒りをおさめ、この場のことは不問に処します。

 

しかし、男の子を産んだら殺されることには変わりなく、静御前は必死に女の子が生まれることを祈っていました。

 

しかし運命とは無情なもので、生まれてきたのは男の子でしたえーん

彼女は生まれてきた義経との男の子を渡さないように泣き叫んで5時間ぐらい必死に抵抗しましたが、その後力尽きて子供を奪われたと『吾妻鏡』という歴史書に記載されていますえーん

その後、彼女が産んだ男の子は鎌倉の由比ヶ浜で殺されてしまいましたえーん

 

静御前は詮議を打ち切られ、釈放されましたが、愛する人もその人の子供も失った静御前は絶望に打ちひしがれていましたショボーン

そのような境遇に同情した北条政子と娘の大姫は静御前に多くの宝物を分け与えたと伝えられていますショボーン

 

鎌倉を去った静御前の行方は公式記録ではまったくの不明となっています。

哀しみのあまり自殺したとも、若いうちに亡くなったとも、また逆にひっそりと長寿を全うしたとも言われており、全国各地には義経同様、様々な言い伝えや伝承が残されています。

 

いずれにしても、義経と静御前の悲恋と、静御前の愛する人を最後まで守ろうとした命がけの強い覚悟と愛情は、今に至る時代でも、いまだに人々の心を揺さぶり続けていますラブ

 

(静御前~義経を一途に愛した当代随一の哀しき白拍子・完了

 

今日も記事をお読みいただき、ありがとうございましたハートまた次回、お逢いしましょうおねがい