昔昔… まだ私が独身だった時代
当時付き合ってた彼氏（←今の旦那）に連れられて 接待に行きました。
相手はAさんと Bさん。
Bさんも彼女を連れてきていて…
Aさんは ちょっと役職が高い方…
接待というか 軽い食事会の感じです。
料亭と居酒屋の中間みたいなお店…
こじんまりとした 綺麗な店内… 入口には水槽がある
どこにでもある感じのお店だけど 食事は美味しいみたいな…
役職の高いAさんに 食事をふるまわれたのです。
基本 私は出された食事は食べる方。
せっかく 「 美味しいお店があるから～… 」 と連れてきてもらったのに
箸をつけないのは 悪いのではないかと…
と… 男性陣は 仕事と世間話に咲いてるなか 黙々と食べる私…
すると 言ってきた… 食事をふるまったAさんが…
「 どんどん食べてーー!! 」
あたりを見渡すと・・食べてるのは私だけ・・ マジ！？
私・・ 食べたらいかんかったのか？ と思ったけど その一言で彼氏とBさんが食べ始めた…
そして 黙々と食べてる私が ターゲットに…
Aさん 「 美味しい？ 」（笑顔で聞いてくる・・・）
私も 思いっきり 外面の笑顔で
「 美味しいです～～♪ 」
「 この梅がはいってるの 美味しいですね～～♪ 」
と言ったが最後…
Aさん 「 そぉーーー!! それは私も好きなんだよ――!! 大将!!! これ おかわり３つ!!! 」
Σ(-`Д´-ﾉ；)ﾉ ゲゲッ!! 好みが合ってしまった!! いやそれはいい・・
結構食ったのに あと３つも食わされるのか！？
まだテーブルには てんこ盛りの料理が残ってるのに…
心の声…
おまえらーーーーー遠慮しないで食え!!!
おごりで残すな!!! 失礼だろ!!!
だから私がターゲットになるんだ!!!
私が心の中で 叫んでると 怨念が通じたのか Bさんが彼女にも 食べなよと勧めてたげど…
食わねーでやんの・・・
心の声
「 うーん・・・ 」 って箸を両手に持って くねくねしないで 食え!!!
これじゃあ 私は たんなる 食いしい坊 ぢゃないか!!
(－＂－怒)
執拗に 「 これも美味しいから 食べて 」 と迫るAさん・・
外面いい笑顔で 「 美味しいです―――♪ 」 と食べる私…
心の声
これ以上 食べたら ベルトがきつくなる―――
おーい!!! そこの彼女!!!
箸を両手で 持ったまま 眺めるな!!
そんな チビっとだけ 口に入れて 可愛いと思ってるのか―――!!!
食え!!!
結局 食べる担当になった私は もう限界だった…
そして やっとお開きになり 役職の高いAさんが お支払い。
終わるまで 店内出入り口付近でまってる私たち…
すると彼女が…
両手をあごの下にくみ・・
「 いやぁ～～～ん お魚さん可愛いぃ～～ ♡ 」
Σ(￣￣￣Д￣￣￣lll) ﾏﾁﾞｶ？？？ そこの水槽の中の魚はどこにでもおるぞ？
スーパーの鮮魚コーナーにも いるかもしれんぞ？？？
それぐらい 普通な魚… 熱帯魚のようなカラフルでも何でもない 銀色の魚…
ただ小さいだけだぞ??? 可愛いのか？
もしかしたら… 大将がこの魚をさばくかも知れんぞ？？？
そんなに ぶりぶりした言い方したいくらい 可愛いのか？
すると…
「 可愛いぃ～～♡ ちゅっ♡ 」
(☉∀☉) ？？ ちゅっ♡ って何？ 今 あなた・・ 水槽のガラス越しに魚に
ちゅーーーーーーーー♡ したの？
は？？？ まぢで？？
私がビックリして 見てると 彼氏Bさんが
（ 可愛いなぁーーーオマエ♡ ）
と言わんばかりの笑顔で彼女の傍に…
(☉∀☉) ？？ なに？ 今のきったねーーー水槽のガラス越しに
銀色の何処にでもいそうな…
スーパーでもご対面出来そうな
銀色の魚にキスをするのが可愛いのか???
まぢか？？？
お化け屋敷に入って 驚く声が 「 おおおおおーーーっ 」 ってついつい地声で驚く私には
考えられない行動なんだけど・・
っつか… 世の男どもは 水槽越しの 何の変哲もない 銀色の魚に
「 可愛いぃ～♡ ちゅっ♡ 」
ってする いっぱい食べられない～♡ っていう女が可愛いのか？？
あなた… 間違ってるよ…
女子同士では 素顔の女子が沢山だぞ…
集まると 恐るべし 女子・…
っつか・・ 「 魚可愛いぃ～♡ 」 って女子を 受け付けられない女を捨てた私です…
ひぃーーーーーきしょいーーーΣ(lliдﾟﾉ)ﾉ !!!