昨日は、四月公開予定の
舟を編む
の試写会にいってきました。
松田龍平さん演じるコミュニケーションの苦手な編集者と、宮崎あおいさん演じる日本料理人の恋もなんもおもしろかったのですが、この映画のテーマは
大渡海
だいとかいという辞書を15年かけてつくるということ!!
国語の辞書から広辞苑まで私たちがなにげなくつかっている辞書ですが、それを作るためには長い年月とたくさんの人の熱意と努力がこめられているんだなと、こころから思える作品でした。
加藤剛さん演じる、大渡海の編纂責任者の先生の思いを皆で受け止めて、辞書をつくっていく。
西岡さん(オダギリジョーさん)も、ちゃらいながらもじつは熱い男で…。
西岡さんの恋人役に、池脇千鶴さんも、でていてちょっとなつかしかったです!
一生の仕事をみつけて、その仕事を続けることは、たのしくも、そして辛いこともあるのだと思いました。
あまりかくとネタばれになるので、やめておきますが、くすくすと笑えるつぼもあり、心もあたたかくなる、ゆるやかな時間を感じられる素敵な映画でした。