この季節の楽しみは
まるでバトンを渡されたかのように
次々と咲いていく花を眺めることです。

道端では
空色のオオイヌノフグリから始まって
紫色のヒメオドリコソウやホトケノザ
白い可憐なナズナ。


最近では、黄色いたんぽぽが
目立つようになりました。
もう少しすると、シロツメクサにも
出会えるでしょう。


庭で一番早く咲くのは、クリスマスローズ。
小瓶に活けて、春をお招きしました。


その後、黄色い水仙が咲き始め
ユキヤナギの花芽が白く膨らんできて
今は、紫色のムスカリやハナニラが
彩を添えてくれています。



上は、2週間前のユキヤナギ。
今は、満開です。


春特有の強い風が吹くと
ワサワサと大暴れをしているようです。

でも、よくよく眺めると
風に抗わず受け止めて
しなやかに踊っているようにも見えます。
その楽しそうな姿を眺めるのが、好きです。



この週末は、桜も見頃を迎えていました。
お花見会場は、賑わっていましたが
私は買い物ついでに、ドライブスルーで。


桜並木のトンネルの下を、二往復。
お花見会場は、このずっと先に。

いつもは、スピードを出す車も多いのですが
この時ばかりは、皆のんびりペースでした。
美しい桜の花は
人の心持ちも変えてくれるのでしょうね。

でも、脇見要注意です!


こちらは、知る人ぞ知る…
知らない人は知らない…
小さな川沿いの桜並木。

車一台通れるような狭い農道ですが
すぐ近くまで枝垂れていて
間近でお花見が出来ます。

一番いいのは、人が少ないことでしょうか。


三寒四温を繰り返しながら季節が進み
バトンを渡された花たちが開いてゆくのを
この先も楽しみたいと思います。


そして、最後にもうひと花。

実は、今年一番心に残った桜は
世界フィギュアのエキシビションで見た
羽生結弦選手の『春よ、こい』の演技でした。
繊細で優雅で美しい  桜  そのものでした。


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