今年は、よくイチゴを食べています。


娘が家を出てからは

あまり買うこともなかったのですが

たまたま近場の道の駅で、白いイチゴを目にして

好奇心が抑えきれずに購入。



大粒です。

ひとつのパックに、赤いイチゴと二種類入っていて

紅白で、なんだかおめでたい気分です。


白いけど、ちゃんとイチゴの味。

イチゴだから、当たり前なのですが

なんとも不思議な感じ。



栃木県はイチゴの収穫量が日本一です。

こちらは、スカイベリー。

やっぱり赤いイチゴが好きだなぁ。


スカイベリーも大粒なので

食べやすいようにと、半分に切ってみたら

あまりに美しくて。


ろうそくの炎のような、蕾のような

花びらのような…


一粒のイチゴの中に

こんな世界が隠されていたとは。

食べるのも忘れ、しばし見入ってしまいました。


いちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちごいちご




少し前に読み終えた図書館本。


小川糸さんの新刊。『とわの庭』

前半辛い描写もありますが

優しい人々と出会いながら、癒され成長していく

とわの姿に、温かな希望の光を感じられる物語。

小川糸さんの作品は、読後感が良くて好きです。



『カムイの世界』


アイヌ語で神を意味するカムイ。

カムイとは、どんな存在か?

それに対するアイヌの人々の答えは…。


人間の力の及ばないものすべて。

畏れ、敬う。ありがたいけれど、恐ろしいもの。

空気、水、太陽。ありがたいと思うものは

みんなカムイ。


今生かされていることへの感謝

自然やあらゆる命への謙虚さ、畏敬の念

それらを呼び戻してくれるような一冊でした。


美しい写真とアイヌの世界観が心に残ります。

亡き愛犬カムイを思い出しました。

カムイの中にも、ずっとカムイを感じていました。


ありがたいと思うものは、みんなカムイ。

イチゴの中にもカムイを感じますねいちご



最後までお付き合いくださり

ありがとうございましたチョコ