インディアンの少年の成長を描いた小説



















最後までお読みくださり



















『リトル・トリー』
その中に出てくる
「ぼくの秘密の場所」というお話。
小川の上流を探検した時
偶然見つけた、ぼくだけの秘密の場所。
犬をお供に
そのお気に入りの場所へ通っては
モミジバフウの木の下に座り
風や葉ずれの音、さまざまな鳥の声に
耳を傾けて、静かな時を過ごします。
ある日のこと
胸にしまっておくことが出来ず
つい、秘密の場所のことを
祖母に話してしまいます。
祖母は言います。
チェロキーの人たちは、みんな
自分だけの秘密の場所を持っている。
誰にとっても、そういう場所は必要だ、と。
ここに来ると、心が解放され
一気に広がっていくような気がします。
車のエンジンを切ると
聞こえるのは
風に揺れる麦の穂や、枝葉の音。
賑やかなひばりの囀り。
ウグイスの美しい鳴き声や、キジの声も。
広がる大地に、雲の影が。
ひとり、ぷらぷらお散歩をして
深呼吸。
時折、車が通るくらいの
一部の地元の人しか知らない場所。
この美しい景色を独り占め出来るのは
なんて贅沢なことでしょうか。
柔らかな緑を縁取るように
八重桜のピンクの花びらが。
控えめで素朴な野の花の間を
ひらひらと舞うチョウや虫たち。
小さな命の世界が
そこにしっかりと息づいています。
ひとり、静かな時を過ごしていると
心の奥深くまで
ゆっくりと優しく癒されていくのが
わかります。
いつの間にか
そっと背中を押すように
前に進む力を与えてくれる場所。
初めて『リトル・トリー』を読んだのは
20年以上前のこと。
それぞれに、秘密の場所を持つ
チェロキーの人々と
それを見つけたリトル・トリーが
羨ましかったのを思い出します。
今、私も
そんな秘密の場所を持てたことが
嬉しくてなりません。
そして、秘密の場所は
外だけにあるのではなく
誰の心の奥深くにも存在して。
その秘密の場所は
これから、もっと時間をかけて
探求していこうと思います。



















最後までお読みくださり ありがとうございました

アニマルコミュニケーションは
しばらくお休みさせていただきます。























