前々回の記事で書いた
センター主催の講演会でのお話です。

1番印象に残っているのは
実は、お話の内容よりも
先生の愛犬に対する接し方でした。

先生の愛犬 せりちゃんは
センター出身で怖がりさんです。
普段家で簡単に出来るようなことも
大勢の人の前では出来ない場合もあります。

『せりちゃん、お座り出来るかな?』

『あ、伏せまで出来ちゃったの。
   えらいね。』

『もう一回、お座りを出来るかな?』

『あら、しないのね。はい、じゃあ、もういいよ。ありがとう。』

決して無理強いはしません。
声高に命令するように指示をしません。

優しく、〇〇してくれるかな〜という感じで
お話しています。
そして、最後に必ず『ありがとう』と。

何度も
この『ありがとう』を聞いているうちに
だんだんと胸が熱くなってきて…。

カムイのことを思い出していました。

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保護犬であり、トラウマを抱えたカムイとは
心の距離が縮まるまでにかなりの時間を
必要としました。

こちらの要望に応えてくれた時。
例えば、名前を呼んで来てくれた
ただそれだけでも、本当に嬉しくて
自然と『ありがとう』が出てきます。

特に犬の場合、指示に従うのが
当たり前のように思われがちですが

本当は、感謝すべきことなのではないかな?
そんな風に思います。



動物を仕事のパートナーとする場合

見栄えが良く、その資質のある子を
ブリーダーから迎えるのが
一般的なのでしょうが

敢えてセンターから迎えるという
その意義も含め
平野先生を心から尊敬します。

そして
その子達が教えてくれることの大きさは
計り知れないと思っています。



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