ニンニンさんは
本当に手のかからない子でした。

大抵は
相手が、猫でも犬でも人間でも
すぐに心を開いて仲良くなれて。

体調の悪い子に、そっと寄り添う
優しい子でもありました。

『ニンコ~』  そう呼ぶと
美しい瞳とお揃いの
緑色の首輪の鈴をチリンチリンと
鳴らしながら、小走りで駆けてきて。

{0C977F5A-2523-4A6C-99C5-067C71124A1E:01}

8月15日  8時過ぎ
ニンニンさん、旅立ちました。

前夜から明け方まで
少し離れた所から見守って。

その姿は、凛として神々しく
近づくのが躊躇われ。
そっとしておいて欲しいとの
思いも感じました。

明け方、少し寝てしまい
ハッと目が覚めたのが6時過ぎ。

慌ててそばに行き、呼吸を確認。
お腹が上下に動いていない…。
なんとなく、ニンニンさんは
ひとりで逝ってしまうのではとの
予感はあったものの、やはりショック。

身体を撫でながら
ニンコ、本当に逝ってしまったの?
そう言ったとたん、ゆっくりと
お腹が上下に動き出し。

時間にすると数秒の出来事ですが
あれは、逝きかけて戻ってきてくれたような気がしてなりません。
ニンニンさんは、優しいから。

{2D009319-978C-426B-94FD-7EE62E65E892:01}

それから、じっくりと
ヒーリングをさせていただきました。
ただただ、ニンニンさんの幸せを
願いながら。

8時前
『ニンコ生きてるか~?』と
起きてきた父ちゃん。

二人きりにしてあげようと
洗濯機を回しに洗面所へ行った10分後。

『ニンコ、逝っちゃったよ。』

そんな…
何で呼んでくれなかったのか!?
カムイさんの時と、真逆。

でも
きっと、ニンニンさんは
待っていたのですね。
父ちゃんが来てくれるのを。
最後にお別れの挨拶が出来るのを。

ニンニンさん、本当に優しい子です。

ニンニンさんの最期は
本当に安らかだったそうです。
2~3回伸びをするようにして
にゃんとも鳴かず
そのまますーっと旅立ったそうです。

腎臓病による尿毒症も進行していたので
痙攣や神経症状も覚悟していましたが
全くありませんでした。

命の最後の一滴まで
綺麗に使い果たし
天寿を全うしました。

そして、翌16日の日曜日。
荼毘に付してきました。
家族みんなで、ゆっくりと
見送る事が出来ました。

やはり、動物さんたちは
旅立ちのタイミングを自分で
決めているのでしょうね。

あまりにも見事な
ニンニンさんの旅立ち。

『いってらっしゃい!』

感謝の気持ちと共に
そう言って送り出してあげたいと
思います。