レオと過ごした、最後の4日間。


レオは、もう何も口に出来ませんでした。

水さえも、飲めず。

してあげられる事は、脱脂綿に含ませた水で

口元を湿らせてあげるくらい。


最後の日には、痙攣や神経障害も。

勝手にトコトコと歩き、いきなりバタンと倒れます。

とても危なくて、目が離せません。


その日が、休日で良かった。

家事をしながらも、ずっとレオに付きっきりでした。

家族が増えてから、初めてだったかもしれません。

こんなに、レオだけに集中していたのは。


ダンナは、午後の暖かい時間に

レオを抱っこして、庭へ。

レオは外が大好きだったけど、

途中から完全室内飼育にしてしまったから。

時々、リードに繋いで外に連れ出してはいたけれど

外での自由を知っている身にしたら・・・ね。


ダンナは、きっと、レオと二人きりで

お別れがしたかったんだね。


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夕方。


だんだんと

レオとのお別れの時間が近づいている気がします。


ほとんど、意識がない様子。


心配になって、つい名前を呼んでしまいます。

『レオ』

すると、ハッとして

ゆっくりと首を持ち上げて、声のする方へ顔を向けます。

おそらく、もう目も見えていない感じです。

首を上げることすら、辛いでしょう。

そんな状態なのに、私の声に反応してくれます。


思えば、いつもレオはそうだったよね。

私に対して、いつもそうしてくれていたよね。


なんで、もっと優しくしてあげなかったんだろう。

なんで、もっとちゃんと向き合ってあげなかったんだろう。


後悔と、申し訳なさと、悲しさと・・・。

そんな気持ちで胸がいっぱいに。


ふと、窓の外を見ると、美しい夕暮れ。


動物の心を感じながら・・・はぴはぴな日常。

この夕暮れの美しい空の色を見るたびに

レオをことを想い出します。

あの時の、切ない想いと共に。


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そして、夜の10時近く。

ついに、その時はやってきました。


私は、キッチンに。

私以外は、みんな、リビングのホットカーペットの上。

いつもの様に、ゴロゴロと思い思いに横になり。

もちろん、レオも他の猫達と一緒にくっついて。


異変に気づいたのは、ダンナ。

呼ばれて行くと、呼吸が荒くなっていて。

起き上がりたそうだったので、支えてあげると

大きく息を吐くように、一声鳴いて・・・。

それきり、動かなくなりました。


茶夢が教えてくれたから

少しは落ち着いていられる事が出来たよ。

茶夢、ありがとう。


『レオたん、逝っちゃったね。』

そう話した瞬間、咳き込んだレオ。

みんな、びっくりです。

生き返った??

でも、それは一瞬の出来事で。

そんな事は、あるはずもなく。


あれは、何だっただろう?

ただの、反応?

それとも、やっぱり

もう少し、みんなと一緒にいたかったのかな?

レオたん、最期まで良く頑張ったね。

いつも、みんなに愛情いっぱい、ありがとう。

ずっと、ずっと、大好きだよ。