腎臓病の療法食。

あまりよく食べてくれたような記憶がありません。


その後、2ヶ月後に再検査。

さらに、数値は悪化。

あとは、何でもいいから好きな物を食べさせて、と。

今思うと、もう末期だったのでしょうね。


レオは、お刺身が大好き。

ほとんど毎日、仕事帰りにスーパーへ。

そして、魚売り場へ直行。

レオの為に、してあげられる事がある。

それが、嬉しくて。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


レオが一番好きなのは、サーモン。

最後の日々は、ほとんど毎日、サーモン。


そして、最後に口にしたのも、サーモン。


その晩は、いつもより、たくさん食べてくれて。

すごい食欲だねって、驚くくらいに。

このまま、良い状態が続いてくれたら・・・。

そんな明るい気持ちでいたのに。


翌朝、血を吐きました。

レバー状の塊と共に。


慌てて、病院へ。

口内からの出血だったようです。

腎臓病末期で、もう、これ以上は手の施しようがない。

そんな説明がありました。

実際は、もっと詳しく説明があったのでしょうが

良く覚えていないのです。

ショックが大きくて。


その日から、4日後。

レオは、旅立ちました。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


レオがいなくなってから、しばらくの間

お刺身が食卓に上がる事はなくなりました。


スーパーのお刺身コーナーに行けないのです。

サーモンを見ると、涙が溢れてくるから。

他人が見たら、変な人ですよね。

サーモンを見て、泣いているのだから・・・。


半年後、偶然、本当に奇跡的な偶然で

そのスーパーで、友人に会いました。


レオが、我が家に来るきっかけを作ってくれた友人。

友人のご近所さんが拾った子猫だったのです。

そして、レオの事も、とても可愛がってくれました。


私が仕事を始めたり、また、彼女も忙しかった事もあり

ここ数年は、疎遠になっていました。

その為、レオの死を伝えていなかったのです。

実は、泣かずに言える自信が無かっただけかもしれません。


この偶然の出会いは、レオの計らい?

ちゃんと伝えて欲しかったんだね、きっと。


スーパーのカフェテリアで、久々におしゃべり。

彼女も、愛猫を見送った経験があります。

そして、同じく、サーモンを見て泣いていたって。

二人で

『サーモンがさぁ、泣かせるんだよね~!』

なんて言いながら、また涙・涙・・・。


レオたん

粋な計らい、ありがとう。


こうやって、悲しみを共有出来る人と話す事って

とても大切なんだね。

ハハ、すごく心が軽くなったよ。