腎臓病の療法食。
あまりよく食べてくれたような記憶がありません。
その後、2ヶ月後に再検査。
さらに、数値は悪化。
あとは、何でもいいから好きな物を食べさせて、と。
今思うと、もう末期だったのでしょうね。
レオは、お刺身が大好き。
ほとんど毎日、仕事帰りにスーパーへ。
そして、魚売り場へ直行。
レオの為に、してあげられる事がある。
それが、嬉しくて。
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レオが一番好きなのは、サーモン。
最後の日々は、ほとんど毎日、サーモン。
そして、最後に口にしたのも、サーモン。
その晩は、いつもより、たくさん食べてくれて。
すごい食欲だねって、驚くくらいに。
このまま、良い状態が続いてくれたら・・・。
そんな明るい気持ちでいたのに。
翌朝、血を吐きました。
レバー状の塊と共に。
慌てて、病院へ。
口内からの出血だったようです。
腎臓病末期で、もう、これ以上は手の施しようがない。
そんな説明がありました。
実際は、もっと詳しく説明があったのでしょうが
良く覚えていないのです。
ショックが大きくて。
その日から、4日後。
レオは、旅立ちました。
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レオがいなくなってから、しばらくの間
お刺身が食卓に上がる事はなくなりました。
スーパーのお刺身コーナーに行けないのです。
サーモンを見ると、涙が溢れてくるから。
他人が見たら、変な人ですよね。
サーモンを見て、泣いているのだから・・・。
半年後、偶然、本当に奇跡的な偶然で
そのスーパーで、友人に会いました。
レオが、我が家に来るきっかけを作ってくれた友人。
友人のご近所さんが拾った子猫だったのです。
そして、レオの事も、とても可愛がってくれました。
私が仕事を始めたり、また、彼女も忙しかった事もあり
ここ数年は、疎遠になっていました。
その為、レオの死を伝えていなかったのです。
実は、泣かずに言える自信が無かっただけかもしれません。
この偶然の出会いは、レオの計らい?
ちゃんと伝えて欲しかったんだね、きっと。
スーパーのカフェテリアで、久々におしゃべり。
彼女も、愛猫を見送った経験があります。
そして、同じく、サーモンを見て泣いていたって。
二人で
『サーモンがさぁ、泣かせるんだよね~!』
なんて言いながら、また涙・涙・・・。
レオたん
粋な計らい、ありがとう。
こうやって、悲しみを共有出来る人と話す事って
とても大切なんだね。
ハハ、すごく心が軽くなったよ。