帰宅した茶夢。
早速、キャットタワー中段のボックスの中へ。
茶夢のお気に入りの場所。
その中から、ハハをじっと見つめます。
ハハも茶夢をじっと見つめます。
その時、心の中に飛び込んできた茶夢の想い。
『もう、どこにもやらないで。ずっと、ここに居たい。』
入院中、ずっと家に帰りたかったんだね、きっと。
自分の運命、全てわかっているかのような静かな瞳で
ずっとハハのこと、見つめてたね。
『絶対に、どこにもやらないよ。ずっと一緒だよ。』
茶夢にそう伝えながら、
最期までしっかり見届けようと、心に決めました。
アニマル・コミュニケーションの事、まだよくわからなかったけれど
本当にストレートに伝わってきて。
あの時のことは、忘れられません。
きっと、余程伝えたかったんだね、茶夢。
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帰宅した晩は、動きも身軽で、ご飯も少し食べて。
もしかしたら・・・なんて、甘い期待もしたけれど、
やはり、現実は厳しく・・・。
翌日からは、少しずつ衰弱していきました。
キャットタワーも、中段に飛び上がれなくなり、
そのうちに一番低い段も。
だんだんと、行動範囲も狭くなっていきます。
最初は食べていたウェットフードも、おやつも
お刺身も、徐々に受け付けなくなっていきます。
強制給餌。
何回かやってみたけれど、どこにこんな力が残っていたのか
というくらいの抵抗にあい・・・。
無駄に体力を使わせたくなかったのと、
茶夢の意志を尊重したかったのと。
きっと、体も、もう消化するだけの力も無かったのだろうけれど。
結局、ハハに出来たのは、見守ることだけ。
命が枯れてゆく様を。
ただ、泣きながら、茶夢の体を撫でてあげることだけ。
ごめんね、茶夢。
