今日8月6日は広島に原爆が投下された日です。



私は広島に嫁いできて6年になりますが、これまで夫の祖母からこの日のことを聞く機会が何度かありました。





ブログを始めてから、この8月6日に祖母から聞いた話を書こうとしたこともありましたが、



「本当の原爆を知らない私が書いていいのか」



と、毎年途中で手が止まってしまっていました。



「伝えなければいけない」とは分かっていても、



書いていくうちに、どうしても自分が書くことによっておばあちゃんの話が軽くなってしまうような気がしていたのです。






でもいつだったか、私は義祖母にたずねたんです。



「原爆を知らない私達にできることって何ですか?」と。



そうしたら義祖母はこう答えてくれました。



「うちから聞いた話をそのまま話して欲しい。」と。



「聞いた者は聞いた者の責任で話してくれたらいい、それが伝えるということ」だと。





それを聞いて、私は「次の原爆の日に、おばあちゃんから聞いた話を書こう。」と思いました。



それが今日なんです。



でもいざ書こうとするとやっぱり手が震えて止まってしまいます。







どうしよう。(って言われてもねえ・・・?)







そこで、こうすることにします。






時間がかかっても書き上げることができたら、ここ↓にリンクを貼ります。



「黙祷の日Ⅱ」



「黙祷の日Ⅲ」




どうしても書けなかったら、このままの記事になります。





中途半端な記事を載せることになってしまいますが、これでも原爆、そして戦争のことを考えてもらえる機会になればなぁと思いまして。(去年まではそれすらできませんでしたし)





毎年暑いこの8月6日。



今朝8時15分にサイレンが鳴った時、



ちゅんたんは幼稚園へ行く準備を一旦やめて、私と一緒に黙祷をしました。



みーたんは「ママもおにいちゃんもどうしたの?」といった風に



私とちゅんたんの周りをくるくると歩き回っていました。





どうかこの子達の無邪気な笑顔が永遠に続きますように。