先週、ちゅんたんは夏風邪
をひいて5日間も熱と咳が続きました。
ちゅんたんは喘息の気があって熱を出すことは度々なんですが、5日間も熱が下がらなかったのは初めてだったので、さすがに心配しました。
今回の風邪で3つも病院を回ることになったのですが、これが余計ちゅんたんを疲れさせてしまったのかな、と思ったりしています。長くなりますが、どうしてそうなってしまったか聞いてください。
1つめはいつも通っている近所の総合病院。
総合病院なのに、1年ほど前から小児科は月・水・金の午前中のみになってしまいました。しかも大学病院から臨時で先生が派遣されてくる状態で、行くといつも違う先生なのです。
今回も咳が出始めたのでいつもの喘息かと思い、熱はまだ無かったのですが病院の休みを考えて早目に薬をもらいにこの病院に行きました。これがそもそもの間違いだったのかも知れません。
その日の午後から高熱が出始め、どうもいつもと症状が違うようなので次の日別の病院へ。
2つ目の病院は市立病院の小児科。24時間年中無休なので、時々利用している病院でした。
いつもはごった返している病院ですが、その日は珍しく患者は私達だけでした。
ところが、ベテラン風の男の先生は面倒臭そうにサササと聴診器を当てて、「夏風邪でしょう。マイコプラズマが流行ってるからそれに効く薬を出しときましょう。」と、さっさと診察を終えようとしてるじゃありませんか!
こちらが気になる症状を質問しても「高熱の時はよくあること。」の一言。
プロだったら「こうこうこういうことでこうなることがあるんですよ」くらいの説明はしてよ~。
とにかくその先生はちゅんたんとも私ともほとんど顔を合わさず、もちろん何の検査も治療もせずに薬だけ渡されて帰らされたのでした。
それから薬を飲んで熱がひくのを待っていたのですがなかなか下がらず、そのうちに食欲もどんどん落ちて、ちゅんたんは氷しか欲しがらなくなってしまいました。
どうしても2つ目の病院の診断に不安があったので、2日後、3つ目の病院に行くことにしました。
パパの帰りが早く車があったので、初めての個人の小児科に行ってみたのです。
ママ友達から話は聞いていましたが、そこは院内も明るい雰囲気で先生も看護師さんも親切でテキパキ、検査や点滴もサッとやってくださいました。
点滴なんて、「お母さん、体ををよく押さえててくださいよ~」「ぎゃ~っ」っていうのが普通だと思っていましたが、ここの病院では看護婦さんが「お母さんは待合室で待っててくださいね♪」と笑顔でちゅんたんを抱っこして行かれるのです。大泣きでパニックになるんじゃないかとヒヤヒヤしながら待っていたのに、ちゅんたんが泣かずに戻って来た時には驚きでした。
他にもよく見てみると、待合室では医療保育士さんが赤ちゃんや付き添いの兄弟の遊び相手をしてくれているようです。これならお母さんは余裕を持って診察を聞くことができますよね。
携帯から順番が取れて、順番待ちの時間が分かるようにもなっているのもありがたいことです。
ちゅんたんの診断はやはり「夏風邪」でしたが、血液検査の結果が悪くないこと、マイコプラズマの検査も陰性だったこと、おそらく別の弱いウイルスの仕業だということ、これからこういう経過をたどるであろうこと等詳しく説明してもらったおかげで安心することができました。
そして最後に先生が、「明日は休診日だけど病院に出てるから、何かあったら携帯に電話しておいで」と言われたこと。何よりも頼もしく思えました。
やっと頼れる小児科が見つかった、という感じです。
今回は病気のちゅんたんをいろいろ連れ回してしまいましたが、普段から信頼できる小児科を見つけておくことって大切だなぁと思いました。
その後、熱の下がったちゅんたんは食欲も盛り返し、今では元気もりもりです♪
病気のときのちゅんたんも愛おしいけど、子どもはやっぱり元気なのが一番ですね!!