『百年法』を読むといったのですが、その前に読み終えたので、こっちも書いちゃいます(≧∀≦)
今回はライトノベル『裏切られた勇者のその後…』。
全部で239頁です。あ、挿絵込です。
ハルセは現在本屋さんでバイトしているのですが、いろんな方がこの本を買ってくので、ちょっと興味をひかれて買っちゃったのです。
帯には「小説投稿WEBサイト『小説家になろう』人気上位作品」「770万アクセス突破」の文字。
この文句は、そりゃあみんな買ってきますねぇ(笑)
あ、ハルセは帯にも惹かれたけど、もっと惹かれたのは作者さんのお名前ですヾ(*≧∇≦)〃
市村鉄之助――新撰組ですね。
ハルセは新撰組好きなので、そっちに惹かれたのですよー
思わず二度見した程度には惹かれてますwww
というわけでまあ感想です。
普通「勇者」ものは、特に異世界(現代)から召喚されたようなタイプの物語は、現代での生活をちょっと書き、召喚されてからの驚きなどなど書き、敵(魔王様とか)と戦う場面を書き、魔王様を倒して世界は平和になりましたーちゃんちゃん、な感じになるんでしょうけど。
この『裏切られた勇者のその後…』は、魔王様と戦う場面からはじまり、タイトル通り勇者が裏切られちゃう場面からはじまります。
うむ、そのストーリーの運び方面白い(ーωーυ)
市村さん、策士ですね……
こっからはガチでネタバレになっちゃうので書かないでおきますが、勇者が裏切られた理由とか、裏切った相手とか、裏切られた勇者を慰めてくれる人だとか、いろいろ面白い感じです。
ふむふむ、これはやっぱり面白い。
土日で読みましたが、時間にすれば3時間くらいで読み終わりましたかね。
ライトノベルって、なかなか侮れないんですよね。
絵が入ってるから、漫画感覚で手にとれて、普通の文芸書とかとはちょっと違った視点で物語が描かれて。
ハルセが本に嵌ったのは、児童書を経てからのライトノベルだったので、今でもかなりライトノベルを読みます。
ここ5年くらいは文芸書のみならず新書や理論書まで読んじゃったりするので、そっから変読家を自称してるわけですが、それはまあ置いといて。
ホントにね、「所詮ラノベだろ」っていう人、一回読んでみろやこら!って感じになりますですよ。
ハルセ的には、直木賞や芥川賞に選ばれるような本より、ラノベの方が面白いと思うことも多いです(・∀・)
主観入りまくりなので、あんまりアテにはしてほしくないですが(笑)
今ふと思ったのですが、芥川賞とかもラノベから選んだりしたら、それはそれで楽しいんじゃないじゃないですかね?
そしたら、若者の活字離れとやらは、何も気にしなくてすむようになると思うのですけどねー
と、かなり最初と離れた話題になってきてしまったので、そろそろ終わりにしときます。
次の更新は『百年法(下)』ですかね。
それまでしばしお待ちをノシ