すっかり思春期真っただ中で
会話はツンツンしている姫
そんな姫が産まれてすぐ
決意したことがあれこれある
たわいもないことだけど
自分が言われてイヤだったこと
私はすごーく覚えている
だから
姫にも
まわりの子にも言わないようにしよう
って思ったコト
〇大きくなったら何になりたい?
〇~やってみせて
この2つは私は言わない
まず
『将来の夢』と
『大きくなったら何になりたい?』
って言うの
ちょっと違う
私はなりたいものが無い子供だった
得意なものが無かった
そして
ここが最大の悩みどころだったんだけど
苦手なものも無かった
苦手なものが無い人の悩み
ナニソレ
と思うかもしれないケド
実は根が深い~
はたからみたら
なんでもできる子だった
体育以外
この体育ってのも実は
苦手だと勝手に思い込まされていた
ということがのちのち発覚する
それはまた別の機会に
そしてなんでもできるから
逆に
突出した得意なものもなくて
『なりたいもの』
がなかった
でも
将来の夢はあった
これも別の機会に
だから
大きくなったら何になりたい?
と聞かれるの
大キライ!だった
でも大人たちは気軽に言う
それがマジイヤだった
そして
大人たちはこうも言う・・・
『学校で習った歌を歌ってみせて』
『運動会のダンスやってみせて』
って
言うよね~
みんな言うよね~
これも
大キライ!だった
ふっざけんなよ
なんで今やる必要があるんだよ
みせものじゃないんだよ
と思っていた
だから私
自分のまわりの
我が子を含めた子供たちに
絶対にコレは言わない
でも久しぶりに会う親戚とか
言うよね~
まぁ久しぶりに会って
聞きたくなる気持ち
今ならちょっとわかるよ!
久しぶりに会う人とは
会話が続かない
だから
こんな話しかけになるのもわかるよ
だから・・・
聞くなら
是非
言葉を変えて
聞いて欲しい
何になりたい?
ではなく
好きなものを教えて
やってみせて
ではなく
一緒にやりたいから教えて?
これなら
すんなり心に入ってくる
こっちの方が
みんなハッピーになれる
一人でやるより一緒がいいよね
『教えて』も
『やってみせて』も
一方的なんだもん
その当時の私も
一緒なら
一方的じゃないなら
答えてもいいかな?
って思ったはず
思春期でイライラの姫も
私がこのスジのことを言わない
ということに
さすがに気づいている
だから
イライラしつつも
『ママはケッコウいいママだよ』
と
時々ほめてくれる
け、
け、
けっこう・・・
ま、いいか・・・・