今日は、東京都の都立中高一貫校の合格発表
ここから数日で、東京都の中学受験は一段落、でしょうか
そして、来年や再来年の受験へ向けて動き出しているこどもたち
全員ハッピーになれるといいな
結果は結果でしかなく、
そこまでの過程が大切
きっと素敵な花がそれぞれ咲く
受験日までの気持ちの揺れ動き
受験日までのいろいろな我慢との葛藤
焦る気持ち
大丈夫だと思う気持ち
問題解けた達成感
解けなかった挫折感
家族とのコミュニケーション
全部、全部、尊い
うちも休校期間中に、
『塾の課題を一か月まるまるためる』
という問題行動が発覚したけど
その絶望の淵から這い上がった経験は、尊かった
計画を立てて!
と親はよく言うけど(私も言う)
計画ってさ、立てたことなかったらやり方もわからない
算数は頭で考えてないで手を動かせ!
いやいや、それもやったことなかったら、
手の動かし方もわかんない
ほら、ちゃんとやりなさい
ほら、時間決めてやりなさい
ほら、ほら、ほら!
と私もたくさん言い続けた・・・
で、受験本番2か月前ぐらいに、やっと気づく
そうか、やり方が、わかんないのか・・・
やったことないのか・・・
え?今さらですけど・・・?
まてまて何がわかんないんだ?
「時間を決めて」
という一言を言われた時に、
そもそも時間の決め方がわからない、のか、
時間を決めた後に何をしたらいいのかがわからない、のか、
タイマーのセットのやり方がわからない、のか
はたまた他のところにひっかかってるのか・・・
子どもはどこを中心に考えているのか?
親は、自分が育ててきたから子供も同じ考えのはずだ、と
思い込んでいる
でも、実は、考えてることは、違う・・・
全く違う・・・・
真逆だったりする・・・
うちも、姫がひっかかったのは、
時間を決めてそこまで終わらなかったらどうする?
ということだった
だから、時間を決められなかった
時計のタイマーをかけられなかった
そこかーーーー
と気づいてからは、
時間までに終わらなかったらどうするか
ということを話し合って、
タイマーを延長する、とか
一旦やめて解説を見る、とか
その場の状況に応じて考えられた
すると、効率が少し良くなった
こうやって、少しずつ改善されて
本番に・・・・・
間に合うわけないやーーーーん
でも、自分と子供の考え方の違い、
思考の方向の違い、
感情の起伏の違い、
この一年で発見したものは、書ききれないほど
なんかさ
もう一回中学受験すれば、
きっといろいろもっと効率良くなるんじゃね?
と思ってしまう・・・
しかし、ご兄弟姉妹で受験を経験されている方は、
それもそれでお悩みはつきないお話
よくお聞きします・・・
そうそう、
こうしていたら、とか、気づいていれば、とかの
タラレバではなく、
今回気づいたことが宝物なんだね
だから姫に言った
塾に入る前は、
夢のまた夢でしかなかったチャレンジ校を、
「第一志望です」
と言えるまでに成長して実際受験した
それがおかーさんは本当にすごいと思うよ
塾を一日も休まず、
本番の試験がスタートしてからも、
毎日元気に目覚めて颯爽と受験会場に入っていった
これって
奇跡
なんだよ
それもおかーさんは本当にうれしいんだよ
そうちゃんと伝えたら
さっきまで思春期の逆ギレモードだった姫も
頭を私にすりすり
すりすり
すりすり
すりすり
ふん
しょうがない
逆ギレもゆるしてやるか・・・