今、長野県にいます。
昨年末に友人がFacebookに投稿していた画像を見て
『行きたい!』と、心が震えた場所。
長野県北佐久郡立科町にあるアルペン シャトーさん。
ご家族で経営されているプチホテルさんです。
とにかくお料理が素晴らしく、ホームページなどからでも伝わってくる透明感とおもてなしのあたたかさ…
彼に突然の三連休ができて「連れてって!」と、真っ先にリクエストした場所でした。
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白樺湖を過ぎてさらに山に入り、カラマツから溢れ落ちる西陽の中を進むとアルペンシャトーさんはあります。
約束の時間から少し遅れた到着でした。
キラキラした木漏れ日とヒンヤリとした山の空気は、非日常の高揚感をさらに高めてくれます。
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満遍の笑みで迎えてくださったバックナー 益美さん。
優しい眼差しのご主人、ジェームズさん。
そして、美しきお嬢様マヤさん。
お邪魔します
と、エントランスに通して頂き…
出されたスリッパを、いきなり履き間違える…というサザエぶりを発揮してしまったわたし💧
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リビングにはグランドピアノ
あぁ…
すでにもう『上質な大人の空間』
それは、昭和ではなく…
少し、大正ちっくなレトロ感…
だからと言って古いわけではなく、浪漫を感じさせる…と理解して頂けたら…と。
迎えてくださるバックナー家の方々のお心が、隅々まで行き届いている空間です。
ご主人のジェームズさんの案内で、お部屋に通して頂き…
ジェームズさんと彼の会話は不思議です。
日本語ペラペラのジェームズさんと英語ペラペラの彼…
英語と日本語が混ざります。
でもその殆どが英語です。
たまに、ルー大柴みたいにもなりますwww
そんなふたりの声が心地よく、わたしの中の非日常は、ますます色濃くなり旅を彩ってくれます。
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18時からの夕食。
あぁ、もう…
すべてが素晴らしくて。
素材にこだわり手作りにこだわり…
そんな益美さんのお料理に対する心意気がふんだんに盛り込まれ、お料理教室を20年なさっていた彼女のプロの仕事を堪能させて頂きました。
その間にも、ジェームズさんと彼の会話が弾みます。
一向に話せないわたしは…というと、ふたりの会話を聴いているだけで楽しい。
もう、この空間が好き。
すべてのお料理が終わり、厨房から益美さんも出て来られて4人でお喋り。
話は弾み、夜は穏やかに更けていきました。
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翌朝の朝食も素晴らしいのひと言。
生みたての卵でのスクランブルエッグ。
自家製のベーコン。
熊本のお母様からのお手製のお漬物や梅干。
地元長野のお味噌でのお味噌汁。
わたしはいつも少し食べたら、彼に食べてもらってるんですが…
昨夜のお料理も朝食も、全部ひとりで食べ切りました。
お世辞おべっか抜きで大満足。
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また紅葉の季節に来たいな…
大切な人に紹介したい、素晴らしい方々とのご縁でした。
ジェームズさん、益美さん、マヤさん
素晴らしい時間を、おもてなしをありがとうございました。