産後うつにならないためのポイント~心理的準備編~ | 自由に自分らしく ~卵巣癌&肝臓転移と向き合いながら、自分らしく人生を楽しんでいます〜

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卵巣癌ステージ3C期。
この状態になって初めて地球に生きていられることが奇跡だと心から感じられました。宇宙の仕組みもどんどん見えてきて。今の私だからこそ、伝えられることを伝えたい。

前回の記事、産後うつにならないための見落としがちなポイント~物理的準備編~、のつづきです。

 

今回は心理的準備編。

 

 

 

 

 

こんばんは、心コンサルタント/ママ育士の土居美紀です花

 

 

 

 

 

産後うつになってしまう原因として、産後のママのホルモンバランスがあげられます。

 

 

 

 

なぜかわからないけれど、旦那さんに強く当たりたくなる

 

旦那さんが、手伝ってくれているにも関わらずやり方が気にくわなくてイラっとする

 

 

 

 

こんなことってありませんか??

 

 

 

 

ホルモンの作用により、普段よりイライラが多くなるんですよね。

 

子どもを守ろうとするあまり、子どもに近づく他のものに攻撃性が高くなるのです。

 

そして、孤独感、不安、落ち込み、も、普段よりひどくなる。

 

これは、生理的なものなので、ある程度仕方のないことです。

 

それを、本人や周りの人間がしっかりと理解をしているか、していないかで大きく差が出てくると思います。

 

 

 

 

旦那さんや、手伝ってくれる母親など、身近な人には、このメカニズムを事前にきちんとお話しておくことをオススメします。

 

 

 

 

旦那さんからすると、

 

 

 

赤ちゃんが産まれる前まではあんなに穏やかで優しかったのに、赤ちゃんが産まれてから奥さんが急に攻撃的になった!

 

悲しい!

 

どうしていいかわからない!

 

手伝うと怒られる・・・

 

じゃあ、近づかないほうがいいのかなぁ・・・

 

 

 

と、なりますよね。

 

 

 

 

でも、ホルモンの関係で、そんなふうに攻撃的になったり、イライラしているんだ、というのが旦那さんもわかっていると、対応の仕方は全然変わると思うのです。

 

産後は、お姫様扱いしてね音符というお願いをしておいてはいかがですか??

 

奥さんとしては、きっとそれぐらいでちょうどいいといった感じですよね。

 

 

 

 

 

昨日お伝えした、抱っこや育児の仕方を旦那さんと一緒に出産前から講座などに参加するといい、と言ったことにも関係してくるのですが・・。

 

手伝ってくれる旦那さんが、抱っこの仕方がうまくできないがゆえに、ものすごくイラッとして、そんなんだったら抱っこしなくていい!なんていうふうになりかねないですよね。

 

だから、しっかりと事前に技術的なものをマスターしてもらう。

 

 

 

 

そして、技術的なこと以外に、もうひとつの理由として、父親になる自覚を産まれる前から養ってもらう、というものです。

 

妊婦さんは自分のおなかの中に赤ちゃんがいるのを実感しているので、既に気持ちが母親モードになっています。

 

でも、旦那さんの場合は、普段とほぼ変わらない生活の中にいきなり子どもがやってきた!というのが正直な印象のようです。

 

生活が一変してしまった!、俺、父親なんだ!という感覚は実際に赤ちゃんが産まれてから持つ方が多いので、産まれる前から一緒に学ぶということを続けて父親の自覚を芽生えさせておくことが大切なのです。

 

こうして、旦那さんのマインドをパパモードにスイッチさせておくのです。

 

 

 

 

 

そして、ママのほうは、手伝ってくれる母親やご主人などの育児の仕方にいちいち細かいところまで干渉して文句を言わないようにしよう、と意識することですね。

 

もし、どうしてもご自身に育て方のこだわりがあるのなら、それを事前にしっかり伝えておくといいと思います。

 

 

 

 

でも、頼ると決めたのなら、頼り切って、その間は心配などせずに自分をゆっくり休ませることに集中するのがいいと思いますよ。

 

人のやり方が気に食わないな、と思っているとそこにイライラやストレスが溜まります。

 

それだと、せっかく人にお願いしているのに、自分でやったほうが楽だわ!ということになってしまいかねません。

 

どうしても気になるなら、相手を否定するような形ではなく、「こういうやり方でやってね」とお願いする形で指示を出すといいと思います。

 

このほうが結果的にはストレスにならないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてのお産の場合、母親一年生なわけですから、うまくいかないことの連続だと思います。

 

そして、時には、あんなに望んでいた出産なのに、子どもがかわいく思えない、なんていう時もあるでしょう。

 

でも、そんな自分を責めないこと。

 

ホルモンバランスの影響で、情緒不安定になっているんだわ、と思うくらいにしておいてください。

 

自分を許すことが一番の特効薬です。

 

そこで許せなくなってしまうと、どんどん自分を追い込んでしまい、うつへと移行してしまいますから。

 

 

 

 

それから、おなかの中にいる時から赤ちゃんとの意思疎通をしっかりとはかること。

 

赤ちゃんとの会話は胎内にいる時から可能です。

 

赤ちゃんの反応にしっかりと対応すること。

 

おなかを蹴ったとき、動いたとき、しっかりとお話したり、蹴ったところ押し返すなどすると赤ちゃんが会話をしてくれます。

 

 

 

 

胎内にいる時から、会話が上手にできていると、産まれてからの会話も問題ないですよね。

 

しっかり観察することによって、赤ちゃんがどんなことを言おうとしているのかがわかるようになってきますよ!

 

 

 

 

 

最後に。

 

何事もきちんとやろうとしないこと。

 

きちんとできない自分を責めないこと。

 

出産直後はいろいろと大変です。

 

慣れないことも多いです。

 

全部自分でやろうとしても難しいですから、家事など手を抜いている自分を良しとすること。

 

そんなことを意識して、自分を責めないマインドを持ってくださいね。

 

 

 

 

 

そして、辛いときは、人を頼りましょう!

 

自分で抱え込まないようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

Magenta hearts
心(Ko・ko・ro)コンサルタント/ママ育士
土居 美紀花