佐賀市街地の北20キロ。山間の古湯温泉までバスでやってきました。古くからの湯治場として栄え、泉質は単純温泉、ぬるめの湯温が特徴です。温泉街も活気があり、昔ながらの雰囲気も良く、また訪れたい温泉地の一つです。のんびりと散策しているうちに、すぐに折り返しのバスの発車時間となってしまいました。次はゆっくりと泊まりに来たいなあ。

2023年1月10日撮影 昭和バス古湯線

 四国の山はとにかく深い。2022年の夏、初めて訪れた愛媛の地でそのことを実感しました。ここは四国山地の奥深い、愛媛県久万高原町。どこまでも連なる山々と果てしなく続く谷。これぞまさに秘境というべき景色が、はるかかなたまで広がっていました。

2022年8月17日撮影 伊予鉄南予バス 面河線

 

 雨が降る静かな朝、郊外の終点にバスがやってきました。乗ってきたお客さんを降ろして、折り返し下関の街へと向かいます。緑あふれるのどかな農村に、バスのエンジン音だけが響き渡ります。

2022年8月16日撮影 サンデン交通 346 内日線

 佐賀駅バスセンターの行き先案内にも時刻表にも、方向幕にさえ案内がないので本当に走っているのか少し不安になりましたが、ちゃんとたどり着きました、佐賀市営バスの大野終点。「大野」という地名がよく似合う、佐賀平野のど真ん中の終点です。どこまでも広がる平野と、果てしなく続いていく道路。初めて乗った佐賀のバスは、私を佐賀らしい風景の地へと連れてきてくれました。

2022年1月8日撮影 佐賀市営バス 東与賀線

 

福岡県の行橋市を中心に路線網を広げる、地元のバス会社太陽交通。行橋駅から北へと向かい、豊前海に面した地域へと延びる路線がいくつかあります。その一つ簑島線の終点海水浴場は、15年ほど前に地元の人からの要望で海岸近い海水浴場前まで延伸されたそうです。バスを降り防波堤に上ってみると、そこには広い干潟が、果てしなく広がっているのでありました。

2022年7月29日撮影 太陽交通 簑島線