~神話の舞台、天岩戸へ、宮崎交通のバスが行く~
遥か神話の時代に天照大御神がお隠れになられたというその場所へ、宮崎交通(高千穂町ふれあいバス)の岩戸線が走っています。天岩戸の終点は、小さな商店街やスーパー、公民館などがあるこの地域の拠点となる集落です。集落としての規模は小さいようですが、頻繁に地元の人が行き交い、活気に満ちています。このバス停から少し歩いたところに、天岩戸があります。日本人なら誰もが知っている、有名な神話の舞台は、まさにここです。天岩戸の神職の方のお話を聞いたところ、ここは自らに恵みを与えてくれる自然を崇拝するという、古の日本人の価値観を代表する場所のようでありました。普段はバス路線探訪がメインでありますから、ここまでバスに乗ってきてらすぐに帰ってしまいますが、せっかくここまで来たので帰ってしまうのはもったいないと思い、天岩戸神社を参拝しました。お清めを受けて、神域に入ると、普段私はスピリチュアルなものは信じないほうでありますが、はっきりと空気が変わり、峰ない力に圧倒されたのを感じました。