神話の里のローカルバス、高千穂町ふれあいバス河内線。ふれあいバスと言いながら、宮崎交通が走ってます。神々の住むところ、高千穂の山々の集落をつなぐ生活路線です。終点河内のバス停は、郵便局や商店もある、大きな谷底の集落です。昔、河内の集落の上に高架橋を架けて鉄道駅を造る計画がありました。高架橋を架けたところで、工事がとん挫し、計画が中断。高架橋も撤去されてしまいました。今の河内の集落は、賑やかだった頃の栄光をわずかに感じられながらも、さびれてしまっています。鉄道が開通していたら少し変わった景色が見られたのでしょうか。

2023年4月5日撮影 高千穂町ふれあいバス河内線