泣きたい時は泣かせてあげよう作戦
あーちゃんは、ママに抱かれていないとよく泣くようになっていた。
多分私はどちらかと言えば、赤ちゃんの泣き声を聞いても耐性がある方かなと思う。
それはきっと、長年赤ちゃんの泣き声に聞き慣れているからだけかもしれない。
👆(この理由は、最後に。)
それに、「絶対に泣き止ませなきゃいけない」っていう変なプレッシャーを背負いすぎないようにしている。
がんばっても泣き止まないときは、
「うん、そんな日もあるよね」って、少し肩の力を抜くようにしてる。
泣きたいときは思うままに泣いたらいいよ。
全力で感情を出せるあなたを、ママは誇りに思う。
イライラしても寝ないなら、笑って寝よう
でも放ったらかしにはしない。
ママがイライラしたまま寝かせようとしても、
その空気は伝わる。
だから、余計に寝てくれない。
抱っこしても寝ない。イライラしても寝ない。
どちらにしても寝ないなら、
無駄なエネルギーは使わない方がいい。
どうしても寝ないとき、私にはもう一つの作戦がある。
『ママも全力で眠いんだよアピールをして、睡魔を伝染させる』作戦。
気づいたら、あーちゃんと一緒にぐっすり眠ってたこともある。
ママの温もり、なかなか寝心地良いでしょ?
瞬間移動!? 謎の寝相事件
同じ布団で寝ていたら、あーちゃんだけ、
だいぶ遠くまで移動していたことも。
まだ寝返りもできないのに…。
……瞬間移動?どうやってそこまで行ったの?
不思議だねぇ。
初めて見せた“笑顔”と“女子力”
笑えるようになって写真を撮ろうとすると照れて真顔になったり。
でも、100日のお祝いでドレスを着せて頭にリボンをつけたら、すごく嬉しそうにニコニコして、カメラ目線でポーズを決めてくれたり。
(もうすっかり女子だねー。)
自分の手を見つけた日
自分の手を見つけてずーっと眺めて、
(なんだろう?これ?私の手?つかえるの?これ。)
って、ハンドリガードに夢中になったり。
毎日の成長ぶりはすごかった。
絵本集中・寝ころび作戦!
あーちゃんが生まれて4ヶ月くらい経った頃かな。
感受性がすごく豊かだなぁと思った出来事があった。
それは、生まれて初めて大好きな絵本ができた時のこと。
バンボに座れるようにもなって、ママが前で絵本を読んでも、あまり興味を示さなかった。
でもね、上手く興味を引けた方法があった。
それは…布団に一緒に寝転んで、仰向けのまま絵本を見上げて読むスタイル。
視界に天井しか入らないからか、すごく集中してくれた。
名付けて「絵本集中・ねころび作戦」。
色んな絵本を読んだよ。
『しましまぐるぐる』
『ころころころ』
『もこもこもこ』
↑こういう、いわゆるオノマトペ的な擬音系の絵本は、
育児書などには赤ちゃんにおすすめって書いてあるけど、
あーちゃんにはあまり響かなかったみたい。
次に『くだもの』を読んだとき、
「はい、どうぞ」って絵本の果物をお口に運ぶ真似をしたら、ちゃんと口を開けて食べようとしてた。
あーちゃん、まだ何も食べたことないのに…。
これが本能?かわいすぎる…。
絵本で大爆笑したり、涙がポロポロしたり…
1番大好きだったのは『ぞうくんのさんぽ』。
読むと、手足をばたつかせて大爆笑!
どうやら、文章のある絵本のほうが好きみたい。
逆に『はらぺこあおむし』を読むと、ポロポロ涙を流した。
あーちゃん、あなたの感受性、すごいね。
その感性を、大切にしてあげたい。
なぜ泣いていたのか、今でもわからない。
もしかしたら、絵が怖かった?
それとも、あおむしくんに同情した?
その涙にも、ちゃんと意味があったんだと思う。
そんな楽しくて幸せな時間を過ごす中で、
このときはまだ知らなかった…。
こんなに手足をばたつかせて大爆笑するくらい大好きだった
『ぞうくんのさんぽ』を読んでも、
ポロポロ涙を流す日が来るなんて――。
