好きすぎて 好きを超えているから こわいもの、
軽々しく 見たいとか会いたいとか 言えないひと、
たくさんあって。



ミスチルのメールサービスで
RADWIMPSの胎盤、という文字を見た時
ん?????
これ、RADから来たメールじゃないよね???笑



意味がわからなかった。
どちらも、同じ時代に生きているというだけで ものすごいバンド。
「行きたい」というより
「生きていれば、こんな日が来るんだ」と思えるだけで 泣けた



だから
行かなかったら一生後悔するけど、
行けるなんて 思っていなかった



ぜっぷですよー、収容人数2000人台ですよー
この日わたし、幕張メッセのRADワンマンで落選しているんですよー(友達に連れてってもらう笑)
ミスチルなんて、ファンクラブ入ってても 東京ドームライブ落ちたことありますよわたし

そんな2組が、ハコ。ありえない、ハコピエだ




でもね 友人が「どうしてもハピちょに行かせてあげたいから」って
ギリギリまで探してくれて 電話が来て どぅおー(;_;)
もう、電車の中で泣きながら、一生で一度のワープをここで使いました。
本当は4年前、一度使ったけど。笑 ライブのために使うのは今回が初めて!




無理だ、もう
心の準備が出来なくて。贅沢すぎて。
RADもミスチルも、何十回ライブに行っていることか。笑
それが、えぇぇ、おぇぇ
わたしにミスチルをすすめてくれて わたしがRADをすすめたあのひとに
伝えたい。
こんなにも素晴らしい夜が 来たんだよ。





Windows10にしたら、どうしても画像が横になるー笑






■セトリ~セットリスト~

Mr.Children
01. 未完
02. ロックンロールは生きている
03. REM
04. 掌
05. FIGHT CLUB
06. youthful days
07. 隔たり
08. Sign
09. 足音~Be Strong
10. 終わりなき旅




RADWIMPS
01. DADA
02. ギミギミック
03. DARMA GRAND PRIX
04. 05410-(ん)
05. 遠恋
06. ヒキコモリロリン
07. アイアンバイブル
08. CROSS ROAD (Mr.Childrenカバー)
09. ふたりごと
10. 夢見月に何想ふ
11. おしゃかしゃま
12. ます。
13. “I”Novel
14. いいんですか?
15. 25コ目の染色体
16. 君と羊と青
17. 会心の一撃

Enc01. 車の中でかくれてキスをしよう 野田洋次郎・桜井和寿・田原健一
Enc02. 有心論 with桜井和寿
Enc03. 夢番地





■ライブレポ~

Mr.Children。
本当にここにミスチルが来るの?嘘でしょ?と、
現地に着いてもまだ信じられないわたし。笑

19時になるかならないかの 早いタイミングで暗転
画面に映し出される 「Mr.Children」
まじんこ!笑


本当に出てきたぴぇぇぇ(;;)
9月に、日産スタジアムで 米粒だったひとたちが
今、目の前にいて、表情が見えて、指をさしてくれて。なんじゃこりゃ



ファンクラブツアーをやっていたので
それと似たセトリかな、とは思っていたけれど
未完\(^o^)/ロック\(^o^)/
RADファンの前でも みんなが知っているような曲ばかりではなく、
攻めの姿勢なミスチル、よかったなぁ。



数曲終わったところで
「呼んでくれてありがとう、RADWIMPS」
ぎゃぁ(;;)
この言葉だけで、もう泣いた。
桜井さんから こんな言葉が聞ける日が来るなんて、信じられる?



「今回の胎盤ツアー、各公演のアーティストの名前を見ると
本当にみんな、若くてこれからどんどん活躍が期待されるようなバンドばかりで。
そんな中、サッカーでいうとOverAge枠(笑)で呼んでいただいたのが
スピッツと僕たち(笑)。ありがたいねー」

と話をした後で、
「ただ人生の先輩として言わせてもらうと、
僕は本物の胎盤を何度も見たことがあるということ笑」


桜井さん、まさかのガチ胎盤トークきた笑
「胎盤を食べる人もいるんだよー、お刺身みたいに醤油つけて」
10代の子たちは、この話を聞いてミスチルのことをどう思ったのでしょうか笑

食べるとお肌つるつるになるらしいよー、
なので僕たちもこの胎盤でお肌つるつるに的な そうつながったのね笑




「RADは、実はまだデビューする前に デモ音源を、
RADの所属事務所の社長さんからもらっていて。
(ここで、“しょじょく”と噛む桜井さん。萌え 笑)
10曲くらい入っていて、その時はほとんど英語の歌詞で。
僕は英語がわからないので…(笑)


でもそのなかで、ひとつだけ日本語の曲があって
これめっちゃ良いじゃないですかー、日本語で出したほうがいいですよーって言った覚えがあって。


それで、僕はスガシカオさんと仲が良くて、年に1回くらい 音楽の話をしながら食事をするんだけど。
9割方、嫌いなアーティストの話(笑)


でもそこである時、スガさんが「すごいバンドが出てきた」って話をしてくれて、
それはもう、ロボット掃除機が発明された時のような(笑)
ついにここまで来たか!という感じで話をしていて。
それがRADWIMPSだった。

すごいなぁ、歌いたいなと思って
僕も Bank bandというバンドで 有心論をカバーさせてもらって。」




ひゃぁぁ
「RADを聴いている人たちなら 多少刺激的なものでも大丈夫だと思いますが」
その昔は0.05mmだったのが、今はコンビニに行けば0.01mmが売っている笑
ちょ、まさかのここで隔たり/(^o^)\笑
でも、男女がつながるとか、人と人がこうしてつながるとか、深いところでつながる、そういうことを歌った曲をやります、って うまくつなげていらっしゃった。笑
これは、RADも同じものを歌っているあの曲を今日歌ってほしいと思った 笑



でもって、10周年本当におめでとう、と
RADへの思いを捧げて 最後に歌ったのは
終わりなき旅。

はぁぁ(;;)
ミスチルファンとしても、RADファンとしても うれしすぎる。





RADWIMPS。

1か月で 会うのが3度目とは思えない笑、
決して飽きることはない このセトリ。
本当にありがたい。


「ミスチル…ミスチルって呼びます(スピッツって呼びますの記憶、ふたたび笑)
子どもの頃、アメリカにいて。
5歳か6歳の頃からかな、
その時 日本にいるいとこが、テープをくれて。
これが今の日本の音楽だ、って
MDとかの前の時代だからね、テープ4本にミスチルの曲を入れてくれて。


(テープの話をした途中、今日のお客さんに「10代の人―?」とよーじろーが訊いたら
結構な数のひとが 手を挙げて。
「20代の人―?」と訊いたら 残りのほとんど。
「お前らペーペーじゃねぇか!(笑)」と突っ込む、30歳のよーじろー。笑)



本当に、「テープが擦り切れるまで」という現象が起こるまで聴いていて。
ずっと、4か月とかじゃないからね、4年間の話だからね。
本当に車の中でもずっと聴いてたから、親に「いいかげんにしなさい」って言われたぐらい笑
浦島太郎状態だからね(笑) 俺にとってずっと、日本の音楽はミスチルで、
もちろん、日本に帰って来てからも。


初めて好きな子に貸したCDも、ミスチルでした。
でも曲は、「ニシエヒガシエ」。(笑)
まったく、恋愛のモチベーションになるような曲ではない(笑)
小5か小6の頃かな」



と、話し
よーじろーが弾き語りを始めたのは
まさかの CROSS ROAD。
なんて美しいクロスロードだろう、
あー号泣(;_;)(;_;)


からの、ふたりごと(;;)(;;)
スピッツの時のチェリーに続き、またやられた(;;)もうだめ笑



武田のメンバー紹介時、「みっきーはミスチルが大好きで!ファンクラブにも入っていた」
ってところで、
「俺のほうが好きだからな!」と割り込むよーじろー。笑
みっきー「いやもう本当大好きで、ファンクラブにも入ってました」
たけだ「それさっき俺言ったし」
なんだこれ 笑




「ミスチルで使い果たしていないかー!?(笑)
終わりなき旅で終わったけど、ライブはまだ終わってないからね笑」
と、煽るよーじろー。
くわも最初に、「本当今日まで信じられなくて、さっきまでミスチルのコピーバンドが来るんじゃないかと(笑)」って、この日のことを言っていて。そうだよねぇ。
わたしたちも 今ここに居るのにもかかわらず、まだ信じられないよ。

ミスチルメンバーも、上からRADのライブをずっと見ているのが客席から見えて
JENがノリノリで、かわいかったー。ふふ





そしてアンコール!どきどきどきどき
よーじろーだけ出てきた どきどきどきどき
「特別なこと、やってもいいですかー」ひょー


桜井さんと田原さんです!と、2人だけ出てきて。ひょー
桜井さん「いやー、RADのライブを観ながら飲むビールは最高だね!(笑)」
桜井さん、RADのTシャツ着ている(^ω^)ぴちぴち(^ω^)



真ん中よーじろーピアノ、
いつもの田原さん側に桜井さんが立ち、いつものナカケー側に田原さんが座ってギター。
スタンバイした後で、よーじろー「何かありますか?(笑)俺こういうの仕切るの下手なんで笑」
と、唐突に桜井さんにふるよーじろー。



桜井さん「いやーさっき、CROSS ROADって曲を歌ってくれたんだけど
結構初期の曲だったから、みんな知らなかったんじゃないかと、大丈夫?(笑)」
そりゃ知ってますよ!日本国民のほとんどが知ってますよ!(わたしの心の声)



そこで、RADのとある曲の1サビを歌いだす桜井さん。
これは!!!夢番地!!!ぎゃー(;;)



「それ(CROSS ROAD)よりも初期の曲かも。(笑)
25年前くらい?あれ、ごめんこれ間違ってるかも、ミスチルって何年やってるの?
(お客さんに尋ねる笑)
23年?30年くらい前からやってる、生まれる前からいてくれてる気がする(笑)
とにかく小学生の頃にずっと聴いていて(笑)

一緒にやらせてもらうってなって、どうしてもこの曲をやりたいですって言ったら、
快くOKしてくれて」




からの、前奏から 鳥肌。
車のなかでかくれてキスをしよう
まさか、こんな形で、2015年に 聴けるなんて。
あの3人の光景、忘れられない
泣く暇すら無かった 本当に美しかった




RADメンバーが出てきて、
「さっきも話題に出たけれど、あの曲を」
びゃぁぁぁ 有心論(;;)



桜井さんがこの曲をカバーした数年前ですら、発狂したのに。
こんな時が来るんだー!って。
まさかその数年後 よーじろーと桜井さんが並んで一緒に歌うなんて
歌い終わって抱き合う姿を見られるなんて
本当、人生 何が起こるかわからない。



この曲の歌詞で わたしが一番好きなところは
「誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう」
のところだけれど

聴いていて一番ぐっとくるのは
「息を止めると心があったよ
そこを開くと君がいたんだよ
左心房に君がいるなら問題はない ない ない ないよね」


のところ。河合隼雄先生が亡くなった時、TVからこの曲が流れてきたことを思い出すから。
心の中で息をしてくれるだけでどんなに支えられるかわからない、
そんなひとたちとの出逢いが 本当に尊くて。
今回その部分を歌っていたのが桜井さんで、とても力強くて。




「10年前は、こんなに音楽が好きじゃなかったと思う。
いろんなアーティストの人と出会って、ライブでお客さんに出会って、
これからも我が子のように曲たちを育てていきたいから、死にたくないって思う。

自信があって、自分たちにしか届けられない音楽がある、
自分たちにしか届けられない音楽を届けようって 10年前に4人で約束して、
これからもやっていきます」



今の気持ちを、と
最後に一曲、夢番地。
びゃぁぁ(;;)
まさかまたここで(;;)


初日とファイナルだけの、夢番地。
また 特別な曲になりました





わたしは 明日も生きられるのが当たり前と思っていなくて。笑
来月ライブの予定があっても、
絶対行きたいからこそ、それまでに何があるかわからない、と 思う。

またRADに会えるのが当たり前とは決して思えない、今日が最後かもしれない
でも明日人生終わりだと言われても、わたしの日常は何も変わらない
いつも最初で最後だと思って生きているから、大好きな仕事をして 大好きな人たちに会って 大好きなことをする。
苦手なことも、果てしない悲しみも、抱いていきながら。



大好きなひとを 大好きだと言い続けていてよかった、と ライブ中に思った
どこかで違う道を選んでいたら 今この瞬間にはいられなかったから
ミスチルとRADを大好きになってから いろんなことがあった日々まるごと
肯定されたような自信を持てたような そしてまた頑張らなきゃ、生きなきゃと思った




ミスチル目当てで行った友人たちが
「曲名わからないけど、RADすごくよかった、今日から聴く」とか
「RAD超楽しかった、ミスチルより楽しかったかも笑 ワンマン行ってみたい!」とか
言っているのが これまたとってもうれしかった





わかるよ、RADとミスチルだもん Zeppだもん
いくら出しても行きたい、と思う気持ちは
でも、わたしは絶対に 「行く気もないのに、チケット申し込んで定価以上の値段で売る人たち」
から買いたくなかった 買わなかった



さとしが病気になって、どれだけの想いで 
メンバーやスタッフの皆さんがこのツアーに臨んでいることか。
そのライブに行きたいひとがチケットを買って行ける、って 当たり前のことなのに
売るために買う、って そういう 目的と手段ひっくり返ったことは苦手だ、嫌だ。



営利目的は禁止します、って文章はよく見るけど
「最後に、営利的販売行為をされている方に関しましては
今後RADWIMPSのチケットの購入はお止め下さい。」
という 主催者夢番地のラスト2行、色んな意味でぐっと来た。






ハピほどRADとミスチルを好きなひとはいない、と
チケット探すのに協力してくれたひとたち

当日飲み会の約束をしていたのに、
突然のミスチル胎盤発表により「二度とないライブだから!ハピちゃんが行けますように」
と、ライブ会場に送り出してくれたひとたち

会場外で音漏れ組だったのに ライブが終わって外に出た瞬間、
「ハピちゃん中に入れたんだね!本当に良かった」
「ハピみたいな人が行くべきだ」と
声をかけてくれたひとたち


自分さえ良ければいいのではなく
自分以外の 誰かの気持ちを想えるひとたちのおかげで
わたしは この胎盤ツアーを心に残せました
そうだよ、人は心だろ。



Charaも歌っている
「私の本能は 汚れない」って


10周年おめでとう、
本当に この人生をありがとう。