「一番最初に思い出す人だよ。
一番最初に思い出す人たちが集まってるのが家族だよ!」
by最高の離婚
わたしには ふたりの弟がいます
社会人で一人暮らしをしている弟と
去年11月、お空に行ってしまった子
どちらもイケメンで やさしくて
いつも家族を見守ってくれるような弟です
そして今月 3人目の弟がやってきました
きゅーん

急いで実家に会いに行ったよー!笑
コジが亡くなったあと
父は最初 「もうこんな別れを経験するのはつらい」と言っていましたが
母は言いました
「コジがくれたものを、糧にしていきたい。生きがいをもう一度、と思う」
どちらの言うことも とてもわかるなぁ
今でも わたしも ふとした時に涙してばかりです
また犬を飼うのがこわくて、
しばらく飼わないのも自然なことだろう、
でももう決して 「犬がいなくても平気な生活」には戻れないんだ、一生。
それだけの愛をもらったんだ、コジとの生活で。
コジの時は弟が コジローと命名したので
今度はわたしが 名前をつけて、と 母に云われ
数日間ものすごーーーく考えました
男の子で、呼びやすくて……
色々わたしが候補を挙げ、結局その中で弟が気に入ったものに笑
命名「ポム太」くんです
愛称 ぽんた、ぽんちゃん。笑
フランス語好きなので ノワくん(noix:くるみ。ミスチルもすきだし笑)も有力だったんだけど
わたし じゃがいも大好きなのでねー笑、
フランス語のじゃがいも=大地のりんご(pomme de terre)って単語が好きで。
食べ物の名前にしたくて、タルトくん、のりまきくん、チョコクロくんもわたしの中で有力だったのだけど笑
母が「性格がぽにゃーとしてる」と言っていたので、
ポから始まるぽんちゃん、いいなぁと。
ちっちゃい子なので、健康に育ってほしいな、と想いを込めて
もともと好きな「太」のつく名前にしました。
抱っこすると この 手だらん具合

母に片手で抱っこされる。ちっちゃー(笑)
必死に顔を出そうとしておる
先輩の新築お祝いにも行けたし(^^)
高校の頃に よく行った場所で
鼻の奥が つん。
何にもかえられない想い、
一生忘れたくない。

もうすぐ一歳の娘ちゃん
数か月で とっても好奇心旺盛になっていて、びっくり。
結婚して 子どもを授かって育てて 家を建てて…
小さい時は当たり前だと思っていた 両親がやってきたこと
何も当たり前じゃないんだな。




コジは12年間生きて
当時高校生だったわたしは
何もかも めまぐるしく変わった 成長を見届けてもらいました
極端なことを言ってしまえば
今度はポム太よりも先に
両親が天国に行ってしまうかもしれない
この子が両親の生活をあったかく支えてくれることには感謝しなくてはいけないけれど
この子だけに頼っちゃいけない
わたしはわたしで 娘として親孝行出来たら。
本当は母の言葉を聞いて申し訳なく想ったんだよね
もし今頃 わたしに子どもが生まれていたら
どんなに母の生きがいになっていただろうと思うと。
でも わたしがわたしの人生をまっとうに生きていなきゃ
自分の心の声にちゃんと耳を澄ませていなきゃ
何も親孝行にならないよね、おこがましい。
ダメ男と無理して付き合っていた時も 母に泣かれてしまったもの。苦笑
誰も コジの代わりにはなれない
この子はこの子で 家族として愛される
でも 目に浮かぶよ
お空から 微笑んでくれているコジの顔が。
ぽんちゃんを迎え入れることを 許してくれてありがとう。
わたしの人生、とっても運が良いんです、本当に。笑
人運に恵まれていなかったら、夢も叶っていないし、
充実した日々も過ごせていないし、過去も愛せていない。
生まれた時にまず こんな素晴らしい両親のもとに来させてもらったんだから、
その分 自分で選べることはしんどい道のほうを選べ、
世の中に返せ、と
神様に云われているような気がします。
冒頭に 最高の離婚の名台詞をのっけたけれど
わたしにとって 一番最初に思い出すひとたち、は
血のつながっている両親、弟、コジ、ポム太だけでなく
友人たち、恩師、別れてしまった尊敬するひとたち、
お仕事で出逢った方々、たくさんいます。
先日、ご家族を亡くされた友人が
「これで肉親はいなくなってしまったけれど、
自分には あなたたちのような友達がいるから。
家族だと思ってる。だからひとりじゃない」
と言っていて。
その中に 自分も入っているということの尊さ。
そうだよ、みんな家族だよ。
