先週 少し整えたばかりの前髪を
また、今朝 切ってしまった
よく見えるように
世界も
これから起こることも
あなたの顔も
行って来ました、ツアー初日。
ネタバレ注意です。
数々のライブに行かせてもらっているわたしが
一昨年 「今年一番、音楽を楽しめたな」と思ったのは
清竜人のPEOPLEツアーでした。
昨年 「今年一番、行けて良かったな」と思ったのは
清竜人のMUSICライブと、安藤裕子×スカパラの大演奏会でした。
そしてCOUNTDOWN JAPAN12/13のベストアクトは
間違いなく クリープハイプと清竜人でした。
あの衝撃の年末から、
もう3か月近く。
彼は今日、何をどれだけぶつけて来るんだろう。
色々期待してしまう気持ちもあるけれど、
それ以上に 自分の全存在で受け止めよう、
そう思っていました。
『アーティスト本人とスタッフによる度重なる協議の末、このアルバムはCDに収められた音源と、
それを実演するステージの両輪によってはじめてその真意が浮き彫りになる作品だという結論に達したため、
「KIYOSHI RYUJIN TOUR」ライブチケットとセットにした販売でのみ購入可能となります。』
(オフィシャルサイトより)
http://www.kiyoshiryujin.com/
こう発表されたアルバムとライブだから
発表でまず衝撃、
アルバムが届いて さらに衝撃、
ライブで ぐひゃぁ。
わたしはあの歌詞カードを読んだ時点で
涙が止まりませんでした。

さてさて、会場。
住宅街やーん!ってところに しん、と佇まい
中は小さな教会のような。結婚式にも使われているそうで。
3人掛けの椅子がたくさん。
キャパ200人くらいかなー
なんと!行けなくなった友人が譲ってくれたチケットで
最前列げっと(;ω;)ありがとうーーーーー
わたしの譲ったチケットで
相方ちゃんも最前列ゲット笑 幸運― 近いーーー
ステージの上には グランドピアノ、
手前に レコーディングで使われたあのオルガン、アコギ2本、エレキ1本。
開演前に「なお、途中で10分の休憩をはさむ予定です」とアナウンス。
えぇ!2部構成!?どうなるのーーー
この日から発売、
RYUJIN Tシャツ。ミントグリーン。かわゆい
販売しているスタッフのお兄さんに
「お兄さん似合ってますね(^^)」
とか話しかけてしまった笑

ステージ奥の扉から
にょき、っと 竜人くん登場。ひゃー
あったかそうな厚手のかわいいスーツに白Yシャツでした
スーツはねー、あったかいレンガにミルクを混ぜたような色。笑
パッチワークのポイントもついていて、
ちょっとサルエルっぽく おまたが動きやすくなってて丈も短めで、
この日のためにオーダーしたんだろうなぁ、かわゆい。
さてさていきますよ←
セトリ!セットリスト!
■第一部
01.Morning Sun
アコギで。ぎゃーーーーー
CDJで聴いた時に しぬかと思ったのに
また聴けるとは(;;)
この曲を auのCMで聴いたのと
清竜人という名前を知ったのは
どっちが 先だったかな。
このアルバム PHILOSOPHYを聴いて WORLDが出て
こりゃーとんでもない、とんでもない若者が出てきた、
と思ったのを 覚えてる。
02.ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
アコギで。
ゆるやかで優しいのに、切実さがにじみ出ている曲。
最前列から見える 彼の手は、とても きれいで。
ギターを弾くその指が とても美しくて、
あぁ でも同時に 大事なひとを守る手だな、と 感じました。
03.マドモアゼル
アコギで。
ひゃー意外なとこきた!
もう本当WORLDって名盤、何度聴いても飽きない。笑
04.風もバラも雪もぼくも
オルガンで。
わぁぁこれきたー!涙
こんなにも、情景が浮かぶ曲。
05.あなたにだけは
アコギで。
ぎゃー ライブ前にiPodで聴いていて、
一番泣けた曲。
なんという、透き通った愛と哀しみに満ちた曲なんだろう。
あなたになりたいけど なりたくない、
あなたを想っているわたしでいたい、
という気持ち。わかるなぁ。
06.WORLD
エレキで。
今回のツアーでエレキを使うと思っていなかったから、
何の曲をやるかと思っていたら…うひょーー
初めて生で竜人くんを見た時、最初に歌っていた曲。
今日だけの今日が始まるんだ、って
勇気をもらえるよね。
この世界に いま、自分はここにしかいない。
07.痛いよ
ピアノで。
ぎゃぁぁぁ
ピアノ1曲目で このイントロ来たらもうううう 崩壊
しかも弾き始める直前で、
あのジョンレノンな髪を きっちり後ろに結わく彼。
ぎょぉぉぉぉ お顔が見えるぅぅ←
こんなこと 思ったことなかったのに
それは、わたしのとても大事なひとに 似ていて。
この前、そのひとについて話していたら
「そんなにハピに愛される彼になりたい(笑)」
って 友人が言ってくれて なんだか光栄でした。
この曲はもう、日本にずっと残り続けるだろう、名曲。
何度聴いても、聴くたびに 胸が痛いよ。
こんなに想えるって、本当にもう、すべてが嬉しくて すべてが哀しいんだよ。
08.ボーイ・アンド・ガール・ラブ・ソング
ピアノで。
ぎゃぁぁぁ
結婚式では必ず流そうと思う、この曲←
なんでかわからないけれど、
他にかっこいいひともやさしいひとも ゴマンといるけれど、
気づいたら選んでいた相手。
でもこんなにハッピーで、満たされている。
09.もしもぼくが死んでしまったら
ピアノで。
うわぁぁここまでやってくれるとは!
もうおなかいっぱいすぎて うぅ
MCなし、
ここで本人より「休憩です」のみ。笑
■第二部
10.ぼくはロリータ・コンプレックス
アコギで。
CDJで聴いた衝撃を、忘れない。
頭の中ではみんな犯罪者だ。
こうやって 世界への愛を切り取ってくれた作品、
他に見当たらないなあ。
11.ぼくはバイセクシャル
ピアノで。
このアルバムの中で、生で聴けるのが一番楽しみな曲でした。
予想通り、予想以上に、
グランドピアノが彼の一部であるようで
彼から出た 生き物のようで。
見つからない 見つからない 見つからない なんにも
あぁ、明日も明後日も聴きたいよ。
12.ぼくのリビドー
オルガンで。
リビドーと聴くと 職業柄、なんだか反応してしまうね。
男の子に生まれて 世界を見たら、こう想うのだろうか、自分も。
13.ぼくとソープランド
一見、救いようがなさそうなのに
なんだか、ハッピーエンドに聴こえるんだよね、これ
愛だなぁ
この2人が、今日もどこかの街にいる気がするよ。
14.ぼくはアルツハイマー
ピアノで。
この歌詞も泣ける。
忘れていく、って
ありがたくて 切ない 人間の機能で。
この曲の終わり方 まさにすっと記憶が消えていく感じ、すっ。
15.ぼくの家族
オルガンで。
「生まれた時から 愛されてる」
家族って素晴らしいな、大好きだ。
そう本当の意味で思えたのは、大人になってからかも。
生きているだけで 数々の命を引き継いでいる、
そしてまたこれから つながっていく。
いいな、聴くたび笑顔になるさ。死ぬほど愛してやるぜ。
En1. ラヴ
ピアノで。
あぁ、まさか これを ここで。
歌詞の すべてが、刺さる。
特に出だしの4行と
「このまま いつまでも」から始まる 4行だな。
「ありがとうございました。
東京 追加公演が決まりました。
本日、21時から受付です。
なので、よかったら、また来てください。
ありがとうございました」
と言い残して、柔らかい笑顔で 去る竜人くん。
『五枚目のアルバムとなる今作は、己の名を掲げました
私の肉親、そして敬愛する立原あゆみ殿
人生で出逢った大切な人だけに携わって貰いました
二十数年の日々の中で探し続けた、愛を歌った作品であります
愛を持って生きる事は、私にはとても難しかった』
と、このアルバムに コメントを寄せていた 彼。
彼を通して見た世界は いつもこんなに生々しくて きらきらしていて。
愛に、愛に溢れていて。
彼はどんどん変わっていく、という印象を受けるひとも 多いと思うけど
ただ、その時その時で 見せる自分、見せたい自分が違うというか そこに全力というか
それをやり遂げられる熱心さが 才能なんじゃないかな、と
わたしは 感じています。
どれほど あなたの音楽が
わたしの日々を支えてくれたか。
本当に好きなんだよ。笑
ありがとう。
おまけ。
ライブ前におなじみ猫カフェ、299。
http://www.nya-n.jp/299/
犬か猫かっていったら 断然犬派のわたしですが
もふもふたまらん


おまんじゅうみたいー

微妙に舌が出とうw

ネズミのっけてみました

きゅーん!おしりー!

箱入り。

そしてカフェへ~Model T。
http://nosmoking-cafe.net/
内装も インテリアも食器も 味も ツボすぎる

店長さんおひとりで全部 切り盛りしているそうで~すごい!!
いやー通いたいです。笑


牛肉とレンコンのあんかけ丼― 奥はアボカドチャーハン♪

デザートプレート

ホットチョコレート(ホワイト)

丁寧につくられているものって、つたわる。
だって心だもん。
大事なライブ前に寄ったカフェが
ここでよかった。
そしてライブ後
お寿司(笑)
男子もいるのに、わたしがいちばん食べていた…お皿どーん

他愛無いことに大笑いし、
帰り道 寒空で道に迷いながら
出逢えた音楽のフレーズを 愛を込めて叫び、
人生に感謝した。
ひとりじゃ全然ダメだ、生きていけない
この人生に ありがとう
また、愛しい一日を知ってしまったな
そしてまだまだ、これからだ。