『何をしていてもすごく楽しくて、すごく悲しかった。』
この一文でまず、
わたしは東西線内で
ひとすじ、ふたすじ
涙を流した。
音楽でも映画でも そして 人でも。
出逢うべきときに出逢うものだと、わたしは思っていて。
今回出逢った小説、大事すぎて 進むのがもったいなかった。
『私は、あったかいもののほうを大切にする、
ちゃんとこういうからくりを見破ることができる男の人を捜そう、
絶対にいるはずだから。』
『「どうして私が?どうして私だけにこんなことが?」
という身を裂かれるような疑問を、今日も世界中で大勢の人が発している。
そう、神様は何もしてくれない。』
『人の心の中にどれだけの宝が眠っているか、
想像しようとすらしない人たちがたくさんいるんだ。』
こういうことを書いてくれる作家さん
いつもそーっと わたしの日々を外側から包んでくれるような。
特に元気のない時の主人公の描写なんて
本当の絶望を味わったけれど、何かを信じて
大きなものに支えられていることがわかっているひとにしか書けない。
素晴らしいお仕事だな。心から敬意と感謝を。




職場から見えたスカイツリー。
大きくなったね。
翌日、遅ればせながら 初詣後の スカイツリーカクテル。
おみくじに書いてある言葉が、ドンピシャすぎて。
『初めは憂き事あれど後 吉
深く嘆き悲しまず身を慎んでおれば後は万事思いのまヽになります
あわてさわぎ心乱れると災いこれより起こる事あり
心静かにしなさい』
そんな気がします。ふふふ
やっぱり嘘はつけなかった。
自分の心の音に正直にしか、生きられない。




YUKIちゃんの「2人のストーリー」
わたしの中では一昨年のベスト・ミュージック・ビデオでしたが。
あれって 吉祥寺あたりで同棲を始めるカップルの曲。
もちろんこの曲を聴きながら、
中央線で吉祥寺へ。
「浮気をしては仲直り~♪なんてしねぇよ会」。
わたしって、色んなネーミングセンスに長けていると思う。←笑
高円寺、西荻窪、吉祥寺。これで3店舗制覇

くつろぐ場所は 雰囲気重視。

あつあつ、おいしい。
ほんわか、にっこり。
デザートが揃う画だけで、しあわせ。
壁にはギャラリー。
そして動物たち。
「裸でエプロン」用のかわゆいエプロンをプレゼントでいただき
カフェで卑猥な写真を撮るために真剣に笑い
プリクラ撮るまでの寄り道で 女の子でよかったなぁと思い
セブンイレブンの前で 恵方巻きパネルに顔つっこんでまた真剣に撮影。
くだらない話も、将来の話も。
いつもありがとう。
今年もよろしくね。




そしてミスチルベストアルバム発売&ツアー決定。
20周年だから、成人の日に発売。やるなぁ。
今を生きる子どもたちが育つのに必要なのは
「まともな大人」だと思うの。
愛情を注いでくれるひと、
こういう大人になりたいなってひとが周りにいると
自然と自分も 自立とか、大事なひとを守るって思いが育っていくから。
ミスチルを好きになった頃
高潔なたましいを持ったひとたちとの出逢いがとても多かったな。感謝。
そんな出逢いのおかげで
「今の自分の生き方が
天国にいる大事な人たちにも
仕事で出逢うたくさんの子どもたちにも
将来の自分にも、我が子にも見られていると思ったら
自分を粗末にする様な 恥ずかしい生き方はできないな」、と 思える。
『今ならわかる。
最低の設定の中で、その時私は最高の幸せの中にいたんだということが。
あの日の、あの時間を箱につめて、一生の宝物にできるくらいに。
その時の設定や状況とは全く関係なく、
無慈悲なくらいに無関係に、幸せというものは急に訪れる。
どんな状況にあろうと、誰と居ようと。
ただ、予測することだけが、できないのだ。』
デッドエンドの思い出 (文春文庫)/よしもと ばなな

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