◎ある世界とは?

ない世界にいた時
ある世界が分からなかった

右を見ても、
左を見ても

ない

欲しいものがない

ない世界の
住人だった

ない世界の住人に
ある世界は未知だった

そんな私は
いろいろなことを試した

本を読み
人の話を聞き
動画を見て
メソッドをした

けれど

ある世界には
たどり着けなかった

なぜなら
当時の私は

自分の外側に
目を向けていた

そこに

ある世界が現れると
信じていた

望むような
物質世界が

魔法のように
現れると信じていた

なので、当然

ある世界には
出会えなかった

そう、

ある世界は
自分の内側にあった

そこに気づくまで
長い時間がかかった

周りの人は
とんとん拍子に進んでいく

そんな気がして
焦った

それも手放した

私は、
私のタイミングでいいや

ゆっくり進んだ

宇宙の法則を知った時

早い段階で
この言葉と、出会っていた

自分で自分を満たすこと

私にはできていなかった

いつも誰かに
満たしてもらおうとしていた

こんな感じだ

自分の心を
コップに例える

そのコップが(愛で)
満たされているかどうか?

私の心は
空っぽだった

どうやって
満たせばいいのか?

知らなかった

親にもらう?
友達にもらう?
関わる人にもらう?

もらうことで
満たされると思い込んでいた

大きな間違いだった

もらえた時だけ
私のコップは満たされた

それは
すぐになくなる

また、
コップは空っぽになった

次は誰に
もらえるのだろう?

きっと幼少期から
そんなふうに過ごし

それは、無意識に
大人になっても続いた

空っぽな心

それは

ない世界を
表していた

宇宙の法則を知り
ようやく

自分で自分を満たすこと

この言葉の意味の
大切さが分かった

自分の心のコップを
満たすこと

自分で満たすこと

それは

自分が
自分に対して

このままの
自分で良いこと

ありのままの
自分で良いこと

それを
認めていくこと

ただ、その言葉を
自分に伝えること

愛を持って
伝えること

そんな
簡単なことで

心のコップは満たされる

驚きだった

これらの話しは

すでに

たくさんの人が
伝えてくれている

けれど

私の周波数が
そこに追いついていない時

それらの言葉は
ただ流れて行った

準備ができていなかった

受け取れなかったのだ

あれから時は過ぎて

ようやくその周波数に
たどり着いた

ストンと
腑に落ちた

そうだ

私はこのままで良い

私はありのままで良い

ありがとう
愛してる

自分から
自分へ

素直に言えた

(無理矢理ではなく
心を込めて言えるようになった)

心のコップは
満たされている

いつも
満たされている

たとえ

コップの中身が
減ったとしても

自分で満たす方法を
知っている

大丈夫だよ
そのままでいいよ
よくやってるね
大好きだよ

いつでも
どこでも

自分で自分を満たせる

その方法を
知っている

自分の内側が
満たされていく

そして

溢れてくる

それは

紛れもなく

ある世界

ある世界は
自分の内側にあったのだ









外側に
ある世界を求めないこと

先に

内側に
ある世界があり

それが

鏡に映るのだ