引き寄せるのではない
思い出すのだ
本当の自分を
思い出すのだ
簡単なようで…
私にとっては
難しかった
慣れ親しんだ自分
当たり前の自分
それが、
幻想だったとは…
すぐに切り替えることは
できずに
古い自分を
引きずった
今でも
もちろん完全ではない
けれど
以前に比べたら
別人の域でもある
そうだ
これが私だったんだ
本当の自分
なのに
新しい感覚
長い間
忘れていた自分
知ることができたことに
安心している
きっと
人一倍
引き寄せようと
してきたから分かる
引き寄せるのではない
そうではなくて
思い出すのだ
自分を思い出すために
努力するのではない
手放すのだ
不要なものを
手放しで手放して
手放していく
手放していくほどに
気づける
「自分」であることが
「すべて」である
ということ
何かをして
何かを得ようとする
何かをしなければ
何かを得ることができない
その、
分離の思考こそ
自分ではない
引き寄せようと
すること自体
自分ではなかったのだ
思い出していく
本質を
すべてである
自分には
欲するものなど
そもそもなかったのだ