子供のころの話。

夜に家族でテレビを見てた。
障子の戸がガタッといって畳の上を歩く音。

家族は4人。
昔の家だから廊下はない。
この部屋には3人。
母が隣の部屋で横になっていたので
何かゴソゴソしてんのかなと思ったので、

ワシ「母ちゃん、どうしたん?」

すると姉が、
「母ちゃん横なってるじゃん。」

足音はまだ聞こえてるので、姉に
「足音聞こえん?」
と聞くと、

「何も聞こえんよ」

とりあえず、障子を開けると、
母はいびきかいて寝てた!

ワシ、もう泥棒が入ったと思い、
毛布を持って足音の方に行く。

仏間の方から足音が聞こえる。
襖に手をかけ、意を決して思いっきり開けた。

「誰じゃぁー!」

と叫んでみたが、誰もおらん。
視線を感じたので電気をつけた。
爺さんと婆さんとワシの写真が仏壇にあった。

その時何故か、
「なんだばあちゃんか、びっくりさせんでよ」
って思った。