16日の夜
祖父が亡くなりました。
82歳でした。
仕事から帰って、
夕食を作りかけてました。
そこへ、じいちゃんが亡くなったと妹から電話がありました。
寝込んでいたとかは聞いてなかったので、ビックリでした。
祖父母の家は、津の田舎で、築100年以上の古い家です。
最近までは五右衛門風呂でしたし、台所はいまだに土間です。
小さいころはそのお風呂が怖かったのが記憶にあります。
祖父はいつものようにお風呂に入ったそうで、
祖母が湯加減を聞いたら、
「ええ湯や」
とこたえたそうです。
しかし、そのあと
えらい静かやな?と思って覗いたら、
もう亡くなっていたそうです。
雪の降る寒い夜でした。
温かいお風呂で、安らかなお顔でした。
祖父は遺影に使う写真も、10年以上前から自分で選んでいて、
土地や財産全て、名義変更や分与が済まされてました。
1ヶ月くらい前に、坂道で転んだらしく、頭から血を流して帰って来たことがあったらしいですが、
もうすぐお迎えが来るからと言って、病院には行かなかったらしいです。
しかし、お葬式のときによく見たけど、傷痕は分からないくらいきれいに治ってました。
いつ死んでも良いようにと言って、保険が満期になったらすぐに分けていました。
身内が亡くなって大変なのが、財産分与もですが、お葬式も大変です。
田舎だと、近所の人や家の女性で食事やらお茶だしやらで、
てんてこ舞いして、家族はゆっくり悲しんでいられないものです。
今回は祖母も足腰が弱っていたので、
会館で通夜も告別式も初七日まで済まされ、
泊まり込みのどたばたは無かったのが良かったです。
通夜のあとも、会館には息子2人だけしか残れないとのことで、
会館は本当にすることがなく、ゆっくりできました。
いとこは女ばかり8人、1人はアメリカで仕事してるので来れなかったけど、
7人で集まって話をしたのは、大人になってから初めてかも知れません。
この地震のこともあり、
祖父が、ちゃんと連絡取り合うようにと
集合させてくれたのかも知れないですね。
7日ごとのお参りは、親だけが行くそうですが、
また49日と100日のお参りは、皆が集まると思います。
古い大きな家に、祖母が一人になってしまうので、どうするのか話し合いもするでしょう。
祖母が、
じいさん、わしも連れてってくれさ。
と、何回も言ってて、心配でしたが、
今日は元気な声で、
お餅できたで、いつでも取りにおいでな。
と電話があって、安心しました。
おばあちゃんありがとう!
お餅おいしくいただきましたよ!
おじいちゃん、これからも私たちのことを見守っていてください!
私もいつ死んでも良いようにという気持ち、見習って生きていこうと思います。
祖父が亡くなりました。
82歳でした。
仕事から帰って、
夕食を作りかけてました。
そこへ、じいちゃんが亡くなったと妹から電話がありました。
寝込んでいたとかは聞いてなかったので、ビックリでした。
祖父母の家は、津の田舎で、築100年以上の古い家です。
最近までは五右衛門風呂でしたし、台所はいまだに土間です。
小さいころはそのお風呂が怖かったのが記憶にあります。
祖父はいつものようにお風呂に入ったそうで、
祖母が湯加減を聞いたら、
「ええ湯や」
とこたえたそうです。
しかし、そのあと
えらい静かやな?と思って覗いたら、
もう亡くなっていたそうです。
雪の降る寒い夜でした。
温かいお風呂で、安らかなお顔でした。
祖父は遺影に使う写真も、10年以上前から自分で選んでいて、
土地や財産全て、名義変更や分与が済まされてました。
1ヶ月くらい前に、坂道で転んだらしく、頭から血を流して帰って来たことがあったらしいですが、
もうすぐお迎えが来るからと言って、病院には行かなかったらしいです。
しかし、お葬式のときによく見たけど、傷痕は分からないくらいきれいに治ってました。
いつ死んでも良いようにと言って、保険が満期になったらすぐに分けていました。
身内が亡くなって大変なのが、財産分与もですが、お葬式も大変です。
田舎だと、近所の人や家の女性で食事やらお茶だしやらで、
てんてこ舞いして、家族はゆっくり悲しんでいられないものです。
今回は祖母も足腰が弱っていたので、
会館で通夜も告別式も初七日まで済まされ、
泊まり込みのどたばたは無かったのが良かったです。
通夜のあとも、会館には息子2人だけしか残れないとのことで、
会館は本当にすることがなく、ゆっくりできました。
いとこは女ばかり8人、1人はアメリカで仕事してるので来れなかったけど、
7人で集まって話をしたのは、大人になってから初めてかも知れません。
この地震のこともあり、
祖父が、ちゃんと連絡取り合うようにと
集合させてくれたのかも知れないですね。
7日ごとのお参りは、親だけが行くそうですが、
また49日と100日のお参りは、皆が集まると思います。
古い大きな家に、祖母が一人になってしまうので、どうするのか話し合いもするでしょう。
祖母が、
じいさん、わしも連れてってくれさ。
と、何回も言ってて、心配でしたが、
今日は元気な声で、
お餅できたで、いつでも取りにおいでな。
と電話があって、安心しました。
おばあちゃんありがとう!
お餅おいしくいただきましたよ!
おじいちゃん、これからも私たちのことを見守っていてください!
私もいつ死んでも良いようにという気持ち、見習って生きていこうと思います。