「真に受けてはいけない」
効果ナシ！むしろ有害！「おもいっきり」「あるある」「スパスパ」に騙されるな！！！
衝撃的なタイトルとサブタイトルですね。
カテキン、コエンザイムQ１０、ベータカロチン、ポリフェノール、コラーゲン、エストロゲン、クロレラ、キチン・キトサン、キシリトール、にがり、ミネラルウォーター、海洋深層水、マイナスイオン・・・
実態が暴かれていますε=（´ω｀ ）
ミネラルウォーターの方が水道水より有害物質を多く含んでいる。カテキンにガン予防効果は無い。マイナスイオンは学術論文においても効果の解明はナシΣ(・ω・ノ）ノ
読んでいると半ばネガティブになってきます。
ブログの本筋からはズレてしまっていますが、皆さまにも是非気をつけてほしいと思いましたので。それにしても・・・
なぜ、このような製品を平気で売りつけることが出来るのでしょうか。
日本人はとくにテレビの影響を受けやすいと思います。「テレビでやっていた」という事が、あたかも信頼されるべき情報の太鼓判のように使われることがあります。それは、自分も含めて、ですが。
真偽も確かめず、飛びつく消費者も問題ですが、何よりも販売側のモラルに疑問を感じてなりません。世界中で健康についての関心が高まり、改善を図ろうとしている社会の中で、効果の無いものが（有害にすらなる物質が）何故すばらしきものとして販売されているのでしょうか。
ただブームと言う事で、それに乗って販売する多くの会社。
実際の効果が無いのをを知っていた上で販売している会社。
自社の製品を売りたいがために、声高に虚偽の効果を強調する販売員。
ちょっと悲しくなりました。
しかし、この本もどこまで信じていいのかわかりません(A;´・ω・)
「元来、食物は異物。基本的に食べ物は危険なんです。」
巻末に記されたこの言葉だけは、
「あぁ、そうなんだな」と妙に納得できました。