★HAPPY レッスン★
最悪の状況の中でも、希望を持って生きてますか?
さぁ、一緒にハッピーを感じ、ハッピーを創りだし、広げていきましょう♪
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「Dr.Tosh の徒然日記」No.24 by Dr.Tosh
<<もしあなたが進行がんになったら2>>
「やさしい先生だったから、可哀そうだと思って言ってくれなかったんですね。
でも逆にそのほうが残酷だった。」
その時、隣で聞いていた一人の女性が話しかけてきました。
「先生、私の父にはホスピスで、先生に本当のこと言ってもらって良かったです。
はじめ、私は言わないでほしいと思ってたけど、
先生のおかげで父は思い残すことなく逝けました。家族みんなで感謝しています。」
彼女のおとうさんはお腹にできた脂肪肉腫が再発し、
治療ができなくなりホスピスにやってきた人でした。
彼は主治医から今後の治療のことははっきり言われていませんでした。
初診では、彼は「元気になったらまた手術するんだ。」と言われていました。
2週間後、彼は入院してきました。ところが、状況は一変していました。
痛みと呼吸困難で寝たきり状態、食事摂取も不可能になっていました。
腫瘍が急速に大きくなり、周囲の臓器を圧迫していたのです。
家族には1~2週間の余命を覚悟してください、と伝えました。
しかし、医療用麻薬、ステロイド剤などの投与により症状は緩和されたのです。
元気になり外出、外泊可能な状態にまで回復されました。
ところが、CT検査をしてみたら、腫瘍は小さくなっているどころか、むしろ大きくなっていたのです。
薬剤の効果により、一時的に症状が緩和されていたのでした。こういうことはよく起こります。
僕は、「症状緩和ができている今を大事に過ごしてもらいたい、
ありのままの事実を本人に伝えよう。」と思いました。
そして、本人、家族に「よくなったように感じておられるかもしれませんが、
腫瘍はむしろ大きくなっています。今が良い時間を過ごせる時です。」と伝えました。
彼は、はじめは衝撃を受けたようでしたが、
「わかりました、先生よく言ってくれました。」と答えられました。
数日後、彼は「広島へ行きたい、人生の最期に、自分の原点の土地に行くんだ。」と言われました。
実は彼は中学生の時、広島で被爆したのです。
しかも爆心から約1kmの地点で。周囲の人たちは全員死亡したそうです。
彼だけが助かったのでした。その後大阪に出てきて会社を興し成功され、
今は息子たちにあとを継がせていました。
お腹に大きな爆弾を抱えているような状態です。いつ急変するかもわかりません。
僕はやや躊躇しましたが、彼の気持ちは変わりませんでした。
家族も「お父さんがそういうなら、私たちも覚悟を決めました。一緒に広島へ行きます。」
そう言って、彼らは広島へ2泊3日の旅に出かけました。
3日後、「先生、帰ってきたよ。」彼は笑顔で無事に帰院されました。
それからも彼はホスピスで生活を続けました。
徐々に衰弱してきましたが、明るく淡々と過ごされました。
3ヶ月後、彼はベットから起きられない状態になっていました。彼は僕に言いました。
「もう先がない。息子たちに伝えたいことがある。半日だけでいい。
3人だけにして、誰も入らせないようにしてくれないか。」
僕たちも?思わず言いそうになりましたが、僕は彼の言われるとおりにしました。
病室での長い話が終わった後の、彼と息子さんたちの笑顔は今でも忘れられません。
それから3日後、彼は家族の見守るなか、安らかに旅立たれました。
「Hope For The Best,Prepare For The Worst.」
(最悪の事態の準備をしながら、希望を持って生きる。)という言葉があります。
彼はそのように最期まで生きられたと思います。
そのためには、ありのままのことを本人に言うべき時には言う、勇気も必要です。
ホスピスは、彼のように生きることを支援できる場であると確信しています。
-=*-=*【あとがき】=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*-=*
最後まで読んでいただきありがとうございます。
★HAPPY ツィッター★
「最悪の事態の準備をしながら、希望を持って生きる」
この言葉に、ハッとさせられた方は多いと思います。
限られた人生を、できるだけ悔いなく、燃焼させていきたいですね。
いつでも、どこでも、どんな時でも!!
ハッピーを広げる仲間を創り、笑顔あふれる未来を創りましょう♪
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