昨日の夜も大きな地震があったね。
僕たちは、いち早く察知して、ワンワン!
と、おとうさんに知らせたんだよ!
今日は、おとうさんはお休みで、
ずっと自宅に待機しているんだ。
「こんな時には、非常食も用意しておかなきゃね。
それと避難している方は、
食べ物が足りないんだって。
何かできることないかな・・・」
ってつぶやく、おとうさん。
“じゃあ、これはどうかな?”
「マチ、気持ちはありがたいけど、
それは食べられないなぁ。
マチたちの食べ物は、もう非常持ち出し用の
バッグに入っているからね」
って、頭をなでてくれた。
“じゃあ、大丈夫なのかなぁ・・・
危険を知らせるのは、
僕らにまかせてね!”