なんか床に、シマシマなものが落ちていた。
僕は落ちているものに
何でも興味を持つんだ。
だから、一応噛んでみた。
これは、おもちゃかな?
大きさも、ちょうどいい。
ちょっと噛みごたえがないし、
パフパフとも言わないけど・・・
とりあえず、おとうさんのところに持っていく。
「マチ、それは違うよ!
おもちゃじゃなくて、僕のソックスだよ」
っておとうさん。
でもでも、やっぱり投げてほしい。
ワンワンワン!
「しかたないなぁ」
困った顔のおとうさん。
でもね、3回投げてくれたんだよ。
まだ、投げてほしい視線をしたんだけど、
「もう、穴があきそうだから!」
って、取り上げられちゃった。
なんだか、寂しいな。僕。