夕方、おとうさんが、早く帰ってきて、
突然、僕たちのキャリングバッグを持ってきた。
ああ、懐かしい匂い。クンクンクン。
新潟にいくのかなぁ。ってハッピー兄さんはつぶやいた。
そして、キャリングバッグの中に入れられ、閉められた。
「ハピ、マチ、これから冷蔵庫が来るから静かに待っていてね」だって。
そして寝室に入れられて、ドアがしまった。
外では、人の声や、ガタガタいう音が。
僕、マチも気になるけど、ちょっと怖い。
ここで待とっと。
少して、おとうさんが入ってきた。
「よく、我慢したね。ささみあげるよ!」
って、嬉しい嬉しい。
なんか、新しいものの匂いがする。
これがあれば、いつでもささみが食べれるんですね。
明日もお願いしますよ! おとうさん!