こんにちは
週3回パートのアラカン歯科衛生士です。
最近、毎朝目覚めに、肩、腰、背中に痛みがないか、指は動くか、目はちゃんと見えるかなど身体のことが気になり出しました。
本当にフルタイムで働ける身体なのか、急に不安になりました。
今日は、元気でも、明日の身はわからないのです。
とりあえず、健診、内視鏡検査、子宮がん検診の予約をしました。
昨年は、スキップしているので、、
E判定とか出ないといいな…。
模試の判定と株価には一喜一憂しないと学んでいるのですが、検診結果は、、とても気になります。
フェザータッチ
いつも、患者さんのお口の中を触れる時、不快感を1ミリでも感じないよう意識しています。
歯科の中では、「フェザータッチ」という言葉は当たり前なんですが、ブログに書くにあたって改めてGoogle検索してみると
あれ
上位に、「恋人との距離を縮めるテクニック」みたいなことが出てきて、びっくりしました。
えーそうなの?
もうそんなこと、縁もなく
日常生活には欠落してます。
が
歯科においては、
強固に付着した歯石を超音波の器械で取り除く時
歯にチップの先(超音波スケーラーといいます)を当てる強さはフェザータッチで、
と言う認識です
ドクターが、歯を削る時もそうです。
とにかく、硬いものを取り除く時に使う切削器具などで歯に必要以上の力を与えないよう、組織を傷つけないようにして、不快感を与えずに的確に悪い部分を取り除く時に使うテクニックです。
先日、突然、予約キャンセルがあった時に、
院長の検診を頼まれました。
「◯◯さーん、検診してもらえる?」
これは、抜き打ちチェックです
緊張しました〜
フェザータッチ、とにかく意識して、不快感ゼロを目指しました
終了後に、
「◯◯さん、口唇を指で排除しているよね。すごーく気になる。基本ミラーでやって。もし指で触るなら《触ります》と一言断ってからやって。でも基本ミラーでやって」
前歯のあたりは、歯肉が薄いのでミラーで口唇を排除(見えやすくするために粘膜を広げること)すると歯肉に当たってしまうと痛いので、指で優しく排除するやり方もあるのです。
実際に、自分の検診のときの衛生士さんの技が気持ちよく感じたので、、私も取り入れてました。
タオルで目隠しされている状態なので、一つ一つのアクションを、する際に「声かけ」をします。
何されてるかわからないと不安を感じますよね。
『歯茎を、触っていきますね。』
『ぽっぺを引っ張ります。』
『空気をかけます。』
『お水がでます。』
『喉の奥のお水を吸いますね。』
『お口に器具をかけさせて頂きます』
などなど
患者さんの口の中だけでなく、唇、頬など触れる時は、きちんと断ってから触れてはいますが、
今回は、一連の流れの中で、触れていたので
ミラーで視野確保→指に変えて視野確保
みたいな感じで、ほとんど気づかないと思います。
あと、夢中になると「声かけ」忘れてしまったりもあります
でも、気をつけます。
お医者さんもそうですよね。
介護の世界も。
身体に触れるという事は、とても神経を遣います
受験期に、娘が歯が痛いと言い出し、院長に診てもらったことがあります。
ずっと、家の近くの小児歯科(矯正と定期検診)に通っていましたが、矯正もほぼ終わり(保定中ですが)
もう小児歯科は、恥ずかしいと言うので、
私の勤めるクリニックを受診しました。
「えーすごい!
本当に触っているの?っていう感じで、何もかも不快な感じがなくて安心して口を開けてられたー」
診療後、とても興奮して話してくれました。
今まで、診てもらった先生との違いがはっきりとわかったそうです。
私も
MOREフェザータッチで、施術します
そして、たまには、
夫の肩など指先でフェザータッチしてみますか
想像しただけで、かなり不気味です
細かい仕事で神経を使うので
何か無心になれることを。
買ってそのままだった塗り絵してみました。