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ブログで、仕事のことを書き出すと客観的に見れて良いです。

週3回パートのアラカン歯科衛生士です。


 ​検診業務


午後からパートの日、そして、土曜日は基本、衛生士業務に専念できます。(そうでない時もありますが)

常勤歯科衛生士と私で1台ずつユニットを割り当てられます。

そして、予約患者さんの検診業務をします。

この日は、パートの助手さんがいるので、

基本アシスタント業務無しなんです。



結構、嬉しいかも。

自分のペースで行えるので。


検診のときは、

自分が、術者となるので、より、時間をオーバーしないよう意識して、より快適なチェアタイムを心がけます。


大人は45分の施術時間です。

お子さんは30分。


保険治療の検診では、




問診

口腔内観察

歯周病検査
検査結果の説明

超音波の器械による歯石除去

歯面研磨

フロス、歯間ブラシなどでの掃除

虫歯のチェック

ドクターチェック

今後の治療のことなどの説明


こんな感じです


初めての方は


大きなレントゲン(パノラマ写真)撮影

口腔内写真撮影

なとがメニューに加わります。


基本一人でやります。


レントゲン写真撮影のボタンだけは、ドクターの所に声をかけて押してもらいます。



患者さんとのコミュニケーションがこの仕事の醍醐味です。



若い時は、正直、好きではなかったです。

歯科衛生士という仕事がアセアセ



 ​ライフステージ


学校で、(また卒業してからも講習会などでも)口腔衛生指導という勉強をしました。


例えば、幼児期の指しゃぶりについて学びました。


でも、実際に悩んでいるお母さんに

子育て経験もない若い私が教科書通りのこと話すことに違和感を感じてました。

高齢者の方に対してもそうです。

知識や理論はわかっていても、それを臨床(診療室内)へ落とし込んでいくことは、難しかったです。


でも、

今は、どんなライフステージの方が見えても 


「そうそう、そうなのよね〜」


と共感することが多いのです。

自分が経験してきたので。


歯が生え始めたお母さんの

「いつからフッ素したらよいですか?」

「早すぎないですか?」

「遅すぎないですか?」

「歯磨き嫌がって仕上げ磨きが大変なんです!」


幼稚園にはいって指しゃぶりが激しくなったお子さんの

「夜中もずっと吸っていて、歯並び心配です」も

  

小学低学年の頃の

「夜間の歯軋りがひどくて」


小学生3年生(ちびっこギャング世代)の

「歯磨きが適当なんです」

「お菓子を隠れて食べているです!」も


小学6年生の中学受験をめざしているお子さんの

「塾帰ってからまた食べてしまって。」

「夜遅くまで勉強していて、歯磨きがおろそかで」とか


中学生の部活で

「熱中症対策でスポーツ飲料を積極的に飲むように言われている」

「矯正のワイヤーがあるので磨きにくいけど、もう仕上げ磨きはしていないから心配」


高校受験期は一番検診にこなくなる世代ですが、

「急に痛いんだけど、もしかして虫歯?」

(でも、塾も部活で忙しくて定期検診なかなか行けない)

「親の知らないところで、勝手に買って炭酸とか飲んでいる」

(エナジードリンクとか)


そして大学受験の頃は

「親知らずが生え始めて痛い、受験までになんとかしたい!」


などなど。

これって、自分が子育ての中で直面して悩んできたことなんです。

知識だけで知っていても、実際には上手くいかなかったり、、子どもたちにどう伝えたら、わかってもらえるか、、時に投げ出したりしたものです。



そして私たち世代の方は、介護をしている方も多く仕事に家事と忙しくて疲れていて自分のお口の中のケアができなくなっていたり、


高齢者の方は、たくさんのお薬を服用されていてその影響で歯肉の腫れが出てたり、


手が動かしにくくて、歯ブラシが上手く動かせないのよ〜とか


お酒が好きで、飲むとそこまま気持ちよく寝てしまうのんですよ〜と


ニコニコお話してくださる方など会話の中で、色々な生活が見えてきます。


日々の暮らしの中で

やりたくてもやれない背景があるのです。



まず、話しを聞いて、困っていることを共有して、今現在、正しいと言われる最新の知見を説明して、上手くいかない場合の解決策を見つけていくことが、やりがいにつながっていきます。





またまた長くなりましたびっくり




以前に勤めたクリニックで(当時52歳)


「この方には、歯間ブラシを是非使って欲しい」と思い、お勧めしたことがあります。


初めて、私が担当した方です。(クリニックには、通われていたと思います)


すぐに

院長に、バックヤードに呼び出されましたガーン


その院長、車好きだったからだと思うのですが、

「車の点検で見てもらっていて、いきなり初めての担当になった人から、ホィールはこれがいいと言われてその人から買うと思う?」


そのような注意を受けました。

(私、車乗らないのでわからないのですが、、

なぜ?ホイール??お勧めされるの?)


「いきなり商品勧めないで」 

とのことでした。


患者さんのお口の状況から使用した方が良いと思い「口腔衛生指導」の名の下、お勧めしたのですが、、


それ以来、まずは、信頼関係を築くことを心がけていますニコニコ