2023年2月24日17:01

初めてアメブロに投稿して1年経ちました花束


昨年の国立の前期試験の前日に、

「来年の今頃は、どうなっているのだろうか、」と想像して、孤独で、暗闇の中で不安でした。


毎日頭の中で、あーでもない、こーでもないと色々考えていました。


それをアウトプットしてみようと、ドキドキしながら投稿したことを今も覚えています。


みなさんの「いいね」に、どんなに救われたことでしょう笑い泣き


写真も少なく、お得情報もない、ただ「自分の告白」のブログなのに、コメントやメッセージを頂き、ブロ友さんと繋がれることの幸せ。


本当にありがとうございますおねがい


そして、いよいよ、本番です。

娘はすごく緊張しています

大丈夫かしら〜と私までドキドキします。 


それでも、

「受験することにして良かった」と言う娘。


私は、足元すくみそうですが、

受験すると決めてからの1年と9ヶ月の努力と涙と成長は、今となっては「経験して良かった」と思えます。

あとは「運」を味方に、「ご縁」を頂けるよう祈るばかりです🙏🙏🙏


母が亡くなり、私の遠距離介護が免除されたことが大きいと思います。

息子や娘の学費を、数年間ですが、負担してくれた母。いつも私を応援してくれてました。


この受験への挑戦は、母からのメッセージのように思えるのです。


みなさんのブログを拝見していると「介護」と「受験」を同時に支えている方が多く、本当に頭が下がる思いです。



受験生の皆さんのご健闘を心よりお祈りしています




サムネイル

ブログタイトルの「デラシネ」とは

根無し草のこと。

この言葉は角田光代さんの「ツリーハウス」という本の中で出会いました。


39年間住んだ東京を夫の転勤で離れた時、


私の築いてきたものをもぎ取られる想いでした。


5歳と1歳の子どものために知り合いのいない土地で少しずつ、根っこを張って、その土地に慣れ人間関係を築いていく日々。


いつか東京に戻れると祈りながらの子育て。 


父が野望を抱いて(大げさかしら)上京し、都内で基盤を築き、私が受け継ぎ、息子や娘の代へ。

三世代東京にすんで、「江戸っ子」になりたかったです。


とにかく、東京に住み続けることにこだわっていました。

息子も就職は東京であろう。

娘は、指定校推薦で東京の私大へ進学する。

そして、私たちも東京へ、、

そんなシナリオを一人で勝手に描いていました。


母に「必ず帰るから、待っててね」と言いつつ、


でも、今となっては、今いる環境に馴染んで、住み慣れたこの街で小さく張った根が少しずつ広がってきました。 


息子も娘もそれぞれ自分の人生の選択をしています。


両親が亡くなり、実家はもうありません。



もう、東京に私の帰る場所は無いのです。



また転勤あるかも(おそらく東京)と夫から言われ、いつ来るかわからない辞令に


「どうする?私!」状態です。



なんか根無し草の気分なのです〜



あと私の任務は、実家の墓じまいです。

永代供養費の見積もりでは約200万円でしたポーン

大学受験の後にもまだ修行(出費)です。



三世代に渡る家族の物語。戦争で親も故郷も失い満州から日本・新宿で中華料理店を営み、家族の歴史を積み重ねていく。
各世代の時代に左右される人生。生涯を通して、全て良い時代に生きられることは、もしかして無いのかも、、、