小学4年生のとき、1/2成人式がありました。
10歳という年齢で、将来の夢を参列した保護者の前で披露しました。
1人ずつ、照れながら、将来の夢を披露していきます。
「私の夢はパティシエールになることです」
「僕は、サッカー選手になりたいです」
しっかりした子だと
「私は将来薬剤師になりたいです
」
この答えは、みな、ささやきます。
「あの子のお母さん、薬剤師?かしらね」
「親の意向がかなりあるわね」
男の子は野球選手、サッカー選手、警察官が多かったような。
まだyou tuberなどなかった時代です。
「僕の夢は、商社マンになって世界を駆け巡ることです
」
VIVANTが放映されている今ならわかりますが12年前に、地域性もありますが、子どもの口から「商社マン」がでてきた時は、体育館中どよめきました。
「お父さん、商社マン?」
「お父さん、たしか銀行お勤めだよね」
「母親が絶対に誘導しているよね〜」
なんて、言葉がヒソヒソと。
そして我が息子は、なんというのかしら??
もしかして、「漁師」かな?、、
「僕の将来の夢は考古学になって、化石を発掘することです」
かなり綺麗に無難にまとまっています![]()
そして彼のと「考古学者」との出会いは?
舞台に並ぶ息子の緊張した顔をみながら、思いを巡らせました。
私の表情から息子は、何か感じてしまったのかもしれない。
私は、反省しました。
息子に「漁師」と言われた時、おそらく
「えっーありえない〜」という反応をしてしまったのです。
声に出していないけど、こわばった表情に表してしまったのです。
その未熟さに、今も、恥じています。
「誰も、身内に漁業関係者いないのに、何でなの?」
「もう、受験塾に入らないといけないのに、それじゃ動機づけにならないじゃないの!」
と心の中で思ったのは確かです。
私は息子の純粋な気持ちを素直に両手をたたいて喜ぶ余裕がなかったのです。
「なんで漁師さん??なの」と興味を持って、優しく聞いてあげなかったのです。
葉加瀬太郎さんの息子さんが
「漁師になりたい」と言って、葉加瀬さんは、船を購入して、二人で海に出て釣りをしているとインタビューを受けていたのを聞いて、私は、本当に自分の心のや余裕の無さを恥じています。
息子にそのことを話し、謝りました。
「お母さんが9歳のあなたの気持ちをきちんと受け止めてあげてなくて、(私に対して)嫌な気持ちをもっていないか、気にしていた」と。
「えっ、全く覚えてないよー」
「そんなことあったんだー」
笑ってました。
ほっとしました![]()
でも、私は聞き逃してないのです。
息子が高校3年生の時、受験時期なのに
「投網漁ならやれる」と、独り言のようにもらしていたことを。
you tubuで見ていてそう思ったようです。
とにかく、どの漁法も大変で難しい。脱サラしてやるなら、、みたいなことを言ってました。
その時は、
「じゃあ、漁村に留学?とかしてみたら?
」みたいな声かけをしたと思います。
このことも今では、「全く覚えていない」とのことでした![]()
スッキリしました。
親の記憶と子どもの記憶は違うのですね。
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子どもの気持ちにどれだけ寄り添えたか?
最近、子育てを振り返ります。
親が年をとったとき、子は、親が自分にかけた言葉を親に言うと聞いたことがあります。
私は、もう息子の子育てを終えるのだなぁとその事実だけが、目の前にあります。