息子が高校入学してしばらくたった頃、最初の緊張がなくなり、朝の出だしが遅れた時があった。
家から遠いその高校は、少しでも、遅れると一気に行きたくなくなる波乱を最初から含んでいました。
とにかく駅まで送るわ!とすっぴん&パジャマとしてきてきるジャージ姿でエレベーターに息子と乗り込んだら、
最上階にお住まいのこのエリアでは名の知れた不動産会社の社長さんがゴルフバックを持って乗っていました。
「き、気まずい」
「顔見られたくない
」
「おはようございます」と挨拶して、沈黙のエレベーター内、
突然
「息子さん、どちらの高校?」と聞かれました。
(息子、機嫌悪いし、下向いて答えないし、、
)
私「〇〇まで通ってます」(高校名ではなく、高校のある市を言いました。)
「通学大変ですな」
そんな数秒の会話を交わしてきり、ほとんどその後会うことがありませんでした。
息子が旅立ち、しばらく経った頃、またエレベーターで乗り合わせた事があった。
また、ゴルフバックを持っていました。
「息子さん、会うと元気に挨拶してくれて、気持ちいいですね
」と。
私「ありがとうございます
」
社長さん
「で、息子さんは?どちらに進学されたのですか?」
ストレートに聞いてきましたよ。
どうせ、世間話なんでそんなに興味はないんだろうと思います。
私、一瞬いつもなんて答えようと躊躇してしまうのです。
「あー
地方に行きました〜」
(質問にきちんと答えられていない??)
そしたら、社長さん、
「東京ですか?」と即返ってきました。
私「いえ、東京ではないんです〜
」(笑)
その後の会話は、続かなかったような。沈黙のエレベーターの中、脳内で色々と考えた。
ここでの質問の最適な回答としては
・「T大」か「KO大」(さすがに、東京の大学でこの2つは知っているはず!)
・または「海外大学」か。(社長さん、知らない大学もあるだろう。でもなんだかかっこいいと思うに違いない)
まだ1階につかない、再び、脳内で思考![]()
・関西なら3つの国立大学かKKDR?
私が暮らしているエリアではよく聞く大学名
(おっ。馴染みある大学だーと思うに違いない)
そんな事を頭の中で考えていました〜
1階に到着。開くボタンを押しながら笑顔で、会釈。
「では、失礼します」といい感じの日焼けでダンディな社長さん、軽く頭を下げてエレベーター下車。
それにしても社長さん、
地方と言ってもすぐに東京と思うなんて、びっくりだ。
関西で成功していたら
東京なんて目じゃないんだわ〜。
私のふるさと THE 東京
毎年東京都の人口転入超過(2023年1月30日発表 3万8023人)で、この数の中の1人に入れなかった私。いつか帰るのかしら…?
息子の高校受験の時でさえ、関西ではなく東京の高校を調べていた私。帰るチャンスがあるなら、、と。
社長さんのように、
自分のいるところが中心で、あとは地方!?
気持ちは、そうなりたい。
私も、今は、住んでる町が一番好き❤️だから。
そう感じた思い出です。
あれから、まだ一度もご一緒した事がないです。
エレベーター。
なんで、あんな時とこんな時に出会ってしまうのかしらかね〜。
