クリアホルダーに
取引金融機関ごとに保険証券や取引報告書など
何を口座に持っているかわかればいいので
突っ込んでいきました。
見出しシールを貼ってわかりやすく整理。
もう、明日帰るから『とりあえず把握』ぐらいの気持ちでした。
お墓の権利書(霊園)
実家の土地の権利書、固定資産税決定通知書
(だいたいの評価額がわかる)
地方に所有している放置状態の土地
権利書、固定資産税決定通知書
どこにしまってあるか確認。
この辺りになると、昔話がどんどんでてきて、
自分の年齢の時には、両親は、こんな事してたんだとか、ちょっとしたファミリーストーリーを聞けました。
土地取得の経緯など、面白かったです。
こんなに情報が簡単に入ってこない時代に、庶民である両親が誰からの援助もなく、東京に土地を買って家を建てる話や、地方の土地は日本中が好景気で『土地はどんどん上がる』と言われた時代とある開発業者から電話があって、買った話とか。
騙された?系かしら?売り時を逃した?
「もう、いらないのよ。役所に電話して『寄附するわ』って言いたいのよー」とか言ってました![]()
(そんな事できないと説明しました)私も知らない土地なので、難航しそうですが、元気なうちに売却しようとなりました。
母は、いわゆる「仕組債」のような複雑な金融商品を銀行窓口で購入していました。
また保険会社では「変額年金保険」
よく、こんな難しいものを契約していると驚きました。私だってよくわからないので、調べまくりました。
「◯◯さん、とってもいい人なのよ。親切で」
と、言ってますが、私はこんな損してしまう仕組債とかを高齢者に売る人は親切ではないと、心の底で思いました。
「これからは、必ず、契約する前に、私に相談してね」
「◯◯さんは、売る時はいるけど、10年後とかは転勤でいないよ。これきっと損するやつだよ」
「この契約が満期がきたら、もう新しい商品に乗り換えないで、現金のまま、郵便局に入れてね」
などなど伝え、それでも心配で
紙に、ひとつひとつ、
・「この保険の満期がきたら、ゆうちょで定額に」
(定額貯金大好きな世代ですよね)
・「証券会社の人の勧めるものは必ず『娘と相談する』と最初に伝える」
などなど書き記しました。
当時、かんぽ保険の強引な勧誘が話題になっていたので、とにかく警戒しました。
深夜まで及ぶ作業で、ほぼ把握できました。
母は、もう自分で管理が面倒になっていました。
それでも、証券会社で株を買ったりしていました。
もちろんパソコンも、スマホも使えません。
昔よくあった「担当者から電話で株購入」です。
とにかく、もう、自分でもわからない商品を買うのはやめようと話しました。
増やすより減らない方がいいので。
娘と共有した事で、母はかなり負担が軽くなったようで「ずっと気になっていたのよ。本当に良かった」と。
踏み込んで良かったか迷っていたけど思い切ってよかったです。ハードル高いけど、遠く離れているからこそ、ピンポイントでやらないとと、二人とも思ったんだなぁと。
近くにいたら、変化に気づけるけど、離れていると
その変化は気づけない。でも、今思うともうあの頃が元気な母の限界だったのだと感じます。
もう10年も前の事です。
葬儀の後、そのノートに私はかなり救われました。
(最近、夫の両親はエンディングノート作ったからね、と連絡ありました。義父は、パソコンできます
)